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 在日華人撮影交流協会と中国文化センターが主催する写真展「風景萬千——在日華人撮影交流協会設立記念展」の一部として、特別講座シリーズが中国文化センターで開催される。

 コロナ禍での三年間、自宅でスローライフを送ることが日常となり、散歩が外出の楽しみとなりました。普段は素通りしていた道端の花、民家の庭や建物をよく観察すると、異なる時間帯の自然光と影が投影される風景は実に美しい絵であることを発見しました。それで、散歩する際にはスマートフォンとカメラを持ち歩き、クローズアップをしたり、遠近虚実を兼ねたりして、春夏秋冬を三年間毎日欠かさず撮り続けました。

 春は百花繚乱の季節ですが、その中でも桜は日本人に一番好まれます。桜の咲き誇る姿が素晴らしい、またその見事に咲き散る習性も日本民族が崇める人生観でもあります。2021年の早春には、雪が舞う中で咲いた桜も撮れました。初夏新緑の茂みに咲くアジサイもまた美しい風景になり、土壌の酸度によって花の色も違ってきます。紫が多く紫陽花とも呼ばれます。珍しい時計草はとても不思議で、花芯には長針と短針があって時計のように見えます。真夏によく見かける朝顔は幼い頃から故郷で馴染みのあるものです。秋になると、黄金色の金木犀が芳しく、紅葉が赤く銀杏が黄色に染まりつつ、百合の花や菊が相次いで咲きます。秋が去って冬が来た頃には、枝にある真っ赤な柿と柑橘類の実が冬の景色に彩りを添えます。季節によって花や木に照らされた民家もそれぞれの趣があります。
 毎日散歩をしながら自然を楽しみ、ポジティブに生きます。花の咲き散りは歳月の流れと生命の輪廻を感じ、千変万化の光と影は無限の大自然の魅力を感じます。散歩と撮影、正に一石二鳥。

 
 講師:馮学敏(世界華人撮影連盟副主席、日本華人文聯副主席、在日華人撮影交流協会会長)

 

 
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