今年は中日平和友好条約締結45周年にあたり、大切な節目の年であります。中華の優れた伝統文化を更に広め、無形文化遺産の篆刻と印鈕彫刻の学術交流を促進するため、西泠印社美術館、杭州金石全形拓無形文化遺産保護発展センター、福建省文学芸術対外センター、日本華人文聯が共同で主催する「襟吳带泠——中日篆刻·印鈕彫刻交流展」が中国文化センターで開催されます。
今回の展示では、印屏80点、印石50点、中日両国の篆刻専門家の作品が全130点展示されます。篆刻芸術は方寸の間に豊かな美学を含み、重厚な民族文化の記憶を載せていると言えます。今回は西泠印社の社員15人、福建省の壽山石彫刻師5人、日本彫刻家協会8人の作品が展示されています。作者は二十年来篆刻界で活躍している創作の名手ばかりで、どの作品も独特の造形で、石は絵であり、絵もまた石であり、石を見て絵を楽しむことができます。作品はそれぞれの芸術スタイルと芸術創造を体現しています。今回の展覧会を通じ、漢字を原点とした中日両国の民衆の友情を深めて行きたいと思います。
【開幕式】5月9日14:00~ 【展覧会期】5月9日~5月12日 ※最終日は13:00まで