記念写真
2023年6月23日午後、中華文化振興会の香道委員会は東京の中国文化センターで「2023中日香会」を開催した。
観客
本イベントは中華文化促進会と日中芸術与人文交流協会が主催し、中華人民共和国駐日本国大使館文化代表部と中国文化センターが後援した。中華文化促進会の王石主席、駐日中国大使館の陳諍公使参事官、中国文化センターの羅玉泉センター長、中華文化促進会の張玉文副会長、陳剛副会長のほか、中国社会科学院哲学研究所の劉悦笛研究員、中華文化促進会香委員会の孫亮顧問、江西中医薬大学の楊明副学長、玉林師範大学化学食品学院の譚明雄院長、北京京西翰方医学研究院の施宝萍院長、神戸大学大学院人文学研究科の早川大基講師、日中雅文化交流会の阿部燕会長も出席した。
篆香体験
2023中日香会は、「中国香学」と「日本香道」のさらなる深い交流を促進し、互いの文化に対する理解を深め、中日友好関係の発展を促進し、東洋の香文化を世界に広めることを目的としている。
中華文化促進会香委員会の張蘭馨主任による挨拶
式の冒頭、主催者である中日文化協会香委員会の張蘭馨主任が挨拶し、今回のイベントの経緯と今後の中日文化交流の香道についての展望を簡潔に紹介した。 駐日中国大使館文化部の陳諍公使参事官と中国文化センターの羅玉泉センター長が祝辞を述べ、陳諍公使参事官は中華文化促進会一行の代表団を歓迎し、羅玉泉センター長は中日両国の香文化の深い交流に期待を寄せた。
中華人民共和国駐日本国大使館の陳諍公使参事官による祝辞
中国文化センターの羅玉泉センター長による祝辞
イベントは詩の朗読で始まり、伝統的な篆香、潮州の功夫茶、古琴によるライブ演奏が行われた。 また、会場では様々な体験コーナーも設けられ、中国無形文化遺産伝承人である喩均華氏と中国香芸師である倪麗麗氏が、中国の伝統的な篆字香作りを実演した。 講師の指導のもと、参加者はお香作りを体験した。篆香、香や茶を楽しみ、香袋の縫製など優雅な古琴の音色とともに、古代中国にタイムスリップしたような楽しい時間を過ごした。参加した人たちは、中国の伝統文化の美しさを体験することができたと語った。中華文化促進会の王石会長が謝辞を述べ、中国文化センターに書道作品を贈呈した。
中華文化促進会副主席張玉文副主席にる「致橡樹」の朗読
香文化専門家師宝萍氏による「端午節の中国の香文化についての紹介」
伝統的な篆香の実演
日中雅文化交流会安倍燕会長による日本の香道の紹介
潮州の功夫茶と古琴のパフォーマンス
中華文化促進会王石主席による謝辞
本イベントは日本観客に無料で開放され、参加型・体験型であり、中国伝統文化の優雅さを表現している。 中日香会はその名の通り、中日文化交流のために香の文化の饗宴を意味している。
イベント参加者の様子
江西中医薬大学、王林師範大学、アモイ知唐香業、チベット直貢チベット香、広州SCENT-E、瑜豊沈香匯、広東沈香山、河北栢魁香道、広東真馨香業など40以上の団体、企業、組織の代表者が参加した。
アモイ知唐香業は「普雲・珍蔵海南沈香」を提供し、山東太樾株式会社は「太樾・スマート電子熏香器」を提供した。これらは2023年中日香会の唯一の指定香、唯一の指定炉に選ばれた。
中華文化促進協会は中国最大の文化NGOとして、国内外に100以上の団体会員を有し、20近くの海外友好団体と二国間協力を結んでいる。中華文化促進協会香委員会は中華文化促進協会の下部組織として、「中国香」の体系的な配置を推進し、「香」の概念を定義し、「香」の範囲を明確にし、「香」の研究範囲を広げ、「香」の技術を紹介することに力を注いでいる。今後も「香+ライフスタイル」の生活美学を探求し、中国香文化と世界の香文化の交流と融合を絶えず推進する。
期日: | 2023/06/23 〜 2023/06/23 |
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時間: | 16:30〜18:00 |
会場: | 中国文化センター |