日本語 中国語

 10月20日から11月2日にかけて、中日映画交流と映画を通じた両国国民の相互理解を促進することを主旨とした中国映画週間が東京と沖縄の2都市で開催された。
img_5195

東京・中国映画祭授賞式

 本イベントは日中映画祭実行委員会が主催し、中国文化センターが共同主催、中国駐日大使館、中国国家新聞出版広電総局電影局、中国国家観光局駐日本代表処、外務省、経済産業省、文化庁、観光庁、独立行政法人国際交流基金、日本政府観光局(JNTO)、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)、沖縄県、那覇市、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー等が後援として、また公益財団法人ユニジャパン、中国映画監督協会、協同組合日本映画監督協会及び日中友好7団体等が協力として支持をした。
 21日午後、映画週間のオープニングイベントがTOHOシネマズシャンテで開催され、「ボーン・イン・チャイナ」(原題:我们诞生在中国)の上映及び舞台挨拶が行われた。その後一週間にわたり中国の最新・最優秀映画11作品が上映された。
 26日午後、中国映画週間ゴールドクレイン賞授賞式が開催され、2017年北京、上海国際映画祭・日本映画週間及び東京・中国映画週間にノミネートされた両国の優秀映画作品やキャストなどに対して表彰が行われた。全部で中国の優秀映画11作品と日本の優秀映画8作品がノミネートされた。授賞式終了後には「ウルフ・オブ・ウォー」(原題:战狼2)が上映された。  
 映画週間期間中には中国文化センターにて中国映画のロケ地の風景や特産を紹介する「映画の旅展」が行われ、胡雪樺氏、江鎧同氏、李夢氏ら監督や俳優が開幕式に出席した。また会場では展覧会に合わせ「ボーン・イン・チャイナ」(原題:我们诞生在中国)、「上海キング」(原題:上海王)、「ウーマン・イン・レッド~スキャンダルな夫~」(原題:情圣)、「ナーガの真珠」(原題:鲛珠传)など4作品が上映された。
%e5%89%aa%e5%bd%a9%e4%bb%aa%e5%bc%8f

テープカット式典

開幕式では日本の画家が揮毫を実演し、揮毫作品がセンターに寄贈された。

%e6%97%a5%e6%9c%ac%e7%94%bb%e5%ae%b6%e7%8e%b0%e5%9c%ba%e4%bd%9c%e7%94%bb%e9%80%81%e7%bb%99%e4%b8%ad%e5%bf%83会場で揮毫した作品をセンターへ寄贈する日本の画家

 
img_4937

日本の画家の揮毫の様子

 10月28日、強い台風の影響により、那覇市の交通が全面運休したため、沖縄の桜坂劇場で開催を予定していた映画週間開幕式が急遽ネットによるライブ配信へと変更になり、胡雪樺氏、曹可凡氏、江鎧同氏及び中国文化センターの石永菁センター長、日中映画祭実行委員会の耿忠理事長がライブ中継に参加した。ライブ中継で、石永菁センター長は「映画は一種の総合芸術であり、庶民に最も近い芸術である。映画のようなメディアを通じ、両国国民の間においてより深いレベルでの理解が深まることを願っている。」と語った。
%e5%86%b2%e7%bb%b3%c2%b7%e7%bd%91%e7%bb%9c%e7%9b%b4%e6%92%ad%e7%8e%b0%e5%9c%ba

沖縄・ネットライブ中継現場

 数千名の中日の観衆がネットを通じて開幕式のライブ中継と「上海キング」の上映を鑑賞した。


期日: 2017/10/20 〜 2017/11/02
時間:
会場: 東京・沖縄
ページトップへ