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 11月5日午後、中日国交正常化50周年を記念するため晋鷗芸術学院が主催し、中国文化センターが共催する「晋鷗来日30周年師生書法篆刻展」の開幕式がセンターで行われた。開幕式には、鳩山由紀夫元首相が祝辞を送り、ビデオメッセージが流れた。楊宇中国駐日本公使をはじめ、陳諍中国駐日大使館文化部公使参事官、羅玉泉中国文化センター長、晋鷗晋鷗芸術学院院長、永田哲二日中友好協会常務理事、真鍋井蛙日本篆刻協会理事長、丁如霞丁鶴廬研究会会長、伊藤富博産経新聞社事業部本部長、宮嶋泰山全日本篆刻連盟参与など、中日の友好団体、メディアなどから計200名ほどが出席した。

 

記念撮影

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鳩山由紀夫元首相のビデオメッセージ

 楊宇中国駐日本大使館公使が祝辞を述べた。晋鷗氏は30年来中日両国民間の文化芸術交流に重要な貢献をしてきた。今年は中日国交正常化50周年にあたり、両国の指導者は新時代の要求に合致する中日関系の構筑という重要な共通認識を再確認した。指導者の合意を実行するため、中日双方はこの期間中に一連の記念行事を開催し、中日各分野の友好交流の調和をとれた雰囲気を導いた。皆様共同努力のもとで、相互交流と相互信頼を積極的に増進し、健全かつ強靱な中日関係を次の50年間に導くことを希望する。

  楊宇駐日大使館公使

 晋鷗氏は式辞の中で、ゲストの方々のご支持に感謝の意を表し、三十年来の在日芸術家としての歩みを振り返り、「あなたも、故郷を離れていて、そして戻ってきた時には、きっと少年の心を携えて帰ってくることであろう。」という書道作品を通じて、自分が技芸の向上に努めるとともに、中国伝統文化の発揚を忘れないという初心を表した。授業や交流展など様々な形式の書道活働を通じて、中日両国の書道、篆刻芸術愛好家たちに友情の架け橋になることを望んでいる。

晋鷗氏

 続いて、真鍋井蛙日本篆刻協会理事長、伊藤富博産経新聞社事業部本部長、丁如霞丁鶴廬研究会会長、優先の挨拶、晋鷗氏の芸術的成果と社会的意義を高く評価し、彼が今後より多くの成績を上げ、中日両国の書道篆刻芸術交流により多くの貢献をすることを期待した。
 羅玉泉センター長は主催者を代表して来賓の皆様のご来場に感謝の意を表し、晋鷗氏の30年来の書道篆刻教育及び中日文化交流強化の努力に賞賛の意を表した。羅玉泉主センター長は、「少年は老いやすく、学は成らず、一寸の光陰は軽くてはならない」と述べた。晋鷗氏は30年来、多くの学生を育成し、より多くの日本国民に中華文化を理解させ、愛させると同時に、より多くの在日華人華侨と留学生に祖国の伝統文化に対する認識と理解を深めさせた。これは私たち若い世代の手本となるべきである。

羅玉泉センター長

 今回の展覧会には晋鷗先生と学生たちの書道篆刻作品70点余りが展示されている。中日両国の書道篆刻愛好家が中国文化センターにお越しいただき、お互いに交流することを歓迎する。


期日: 2022/11/05 〜 2022/11/10
時間: 10:30〜17:30(最終日は13:00まで)
会場: 中国文化センター
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