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 中国文化センターが所蔵する「中国著名企業ロゴマークデザイン展」の岡山県巡回展がスタートし、3月17日から25日にかけて岡山県立大学のメイン棟ホールで開催された。会期中はデザイン学部の卒業式が行われる時期にあたり、教師や生徒、またその家族約1,000名が展覧会を鑑賞した。
 

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展示スペース

 
 本展は中国文化センターと岡山県立大学の共同主催で、3月25日、センターは更に当該大学のデザイン学部と共催により、キャンパス内にあるユニークな設計の国際交流センターで中日デザイナー講演会を開催した。日本LEDデザイナー児玉由美子氏、中国文化学者の王超鷹氏の講演をそれぞれ開催した。中国各地の企業家が来日し、大学の教師や生徒と共に展覧会を鑑賞し、講演イベントに出席した。
 
 中国文化センターの石永菁センター長と趙平副センター長も関連イベントに出席するため東京から駆けつけた。岡山県立大学の校長が中国側の全員と会見を行い、展覧会や講演会を通じた交流は大変意義があり、このイベントによって教師や学生たちは現代中国のデザインレベルと企業理念を理解することができると語った。石永菁センター長はセンターを代表し、大学に中国のポピュラー音楽のCDを贈った。
 

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辻英明学長に中国音楽のCDを贈った

 
 児玉由美子氏はLEDデザイン分野で大きな功績を上げ、北京オリンピックや上海万博などに参加したことがあり、中国企業家に最新の「可視光」技術の開発運用及び芸術創作を紹介した。「可視光」技術は次の段階の観念の変革、産業革命をリードするもので、日本の各大企業はすでに「可視光」を研究開発している。児玉氏の紹介は中国企業の大きな注目を浴びていた。
 
 王超鷹氏はセンターの協力者及び講師として、日本の教師や生徒に古漢字及びそれを素にした現代デザインを紹介した。
 

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岡山県立大学の学長と中日両国の芸術家

 
 また石永菁センター長と趙平副センター長は瀬戸内市の武久顕也市長、高原伊家直副市長を表敬訪問し、センターと瀬戸内市の文化交流の展開について意見交換を行い、協力の意向で一致した。5月上旬に「ロゴマークデザイン展と講演会」を市美術館で開催することが決定した。


期日: 2016/03/17 〜 2016/03/25
時間:
会場: 岡山県 岡山県立大学
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