日本語 中国語

 今年は呉昌碩生誕180周年、また、翰墨書道会は設立35周年の年に当たり、中国文化センターと翰墨書道会は「缶道東漸 第10回翰墨書道会展」を7月1日(月)~3日(水)の期間で開催します。

 題名にある「缶道東漸」は、呉昌碩は雅号を缶道人と称し、書斎は缶廬と称したので、「呉昌碩先生の芸術道が東へ漸(すす)む」と言う意味であります。

 今回の展覧会は東京と群馬で3会場を巡回します。

 東京会場・中国文化センターにて展示構成は三つになります。

 まず、翰墨書道会会員役員が呉昌碩の書を臨書した作品や独自の隷書や章草などで呉昌碩詩文を書いた作品は大半です。例えば、東博の特別展で展示された呉昌碩の篆書「觴詠墨縁」軸を模写した条幅作品も有れば、呉昌碩全集より「石鼓文」の四連幅や尺牘などを抜粋した臨書作品もあります。また、呉昌碩の詩文を素材にした章草で書かれた「呉昌碩西冷印社記」四連幅、「呉昌碩贈長尾雨山蘭亭詩」四連幅、「沈曾植缶廬印譜題辞」四連幅なども含まれます。

 次に、呉昌碩や曽孫の呉超、呉越兄弟の作品も展示します。

 最後に、「翰墨三媛書展」の企画は翰墨書道会副会長である中島嘉瑛、山田嘉洲並 びに常務理事である森田嘉泉の3名の女流書家が構成します。篆書や隷書並びに章草の作品は中心に8連幅、10連幅、12連幅の大作も展示します。 尚、翰墨書道会創立35周年に当たり、翰墨書道会名誉会長張海、蘇士澍両先生、並びに日中の書壇の大御所や大家である(年齢順で)杭迫柏樹、韓天衡、星弘道、王冬齢、童衍方、鮑賢倫、中村伸夫、河内君平諸先生より御祝いの書軸も展示します。

 

%e8%8b%8f%e5%a3%ab%e6%be%8d%e5%90%8d%e8%aa%89%e4%b8%bb%e5%b8%ad%e9%a2%98%e5%ad%97

苏士澍名誉主席の題字

 

%e6%98%9f%e5%bc%98%e9%81%93%e5%85%88%e7%94%9f%e8%b4%ba%e8%af%8d

星弘道先生の賀詞

 

 %e5%bc%b5%e6%b5%b7%e5%85%88%e7%94%9f%e5%be%a1%e7%a5%9d%e3%81%84%e3%81%ae%e6%9b%b8

張海先生御祝いの書

 
 

ページトップへ