李春陽氏は中国芸術研究院の学者であり、画家でもあります。中国芸術研究院とは、中国で唯一、芸術研究・美術教育・芸術的創造の総合的な学術を取扱う、中国政府文化部直下（国立）の科学研究機関です。氏は2016年に日本の国際交流基金に招待され、東京の多摩美術大学で学びました。そこでの交流を通じて米谷清和教授と深い友情を築きました。
米谷清和氏は有名な日本人アーティストです。作品が教科書教材にとりあげられたこともあります。また、多数の美術館に収蔵されています。氏は中国の伝統的な山水と、実験的な彩墨画に取り組んでいます。
この展覧会では、中日二人の芸術家の代表的な作品を重点的に展示します。両者はそれぞれ日本と中国の伝統芸術から養分を吸収しましたが、自らの新しい境地を切り拓き他と違うスタイルを手にしました。ともあれ二人は伝統の要素を共通してもっています。
主催：中国芸術研究院美術研究所、中国文化センター
後援：中華人民共和国駐日本国大使館文化部、国際交流基金、多摩美術大学、中国中央デジタル「收藏天下」チャンネル「藝術觀察」番組、北京錦都藝術中心
