梅蘭芳は、京劇の優れた女形役者「四大名旦※」の一人で、京劇の魅力を日本に伝えた立役者でもあります。京劇史上初の世界公演は1919年、梅蘭芳が選んだ日本で行われました。歌舞伎や能・狂言をはじめ日本の伝統芸能への思いがあったからと言われています。梅蘭芳は京劇を通して中日両国の心の距離を縮め、友好の道をひらいたのです。
今回の美術展では、①1919年初日本公演に関する資料②梅蘭芳記念館所蔵の美術品③日中著名美術家の交流展の作品を展示致します。
この記念すべき節目の年に、偉大な芸術家である梅蘭芳の足跡をもう一度振り返り、その卓越した芸術に触れると同時に、何よりも梅蘭芳が望み礎を築いた中日友好について考えようとするのが展覧会の目的であります。
(※「旦」は女形を表す)
◎会場へのアクセスは、当センターのホームページをご覧ください。
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