この度、中国文化センターは天津市文化と観光局と協力し、一年に渡って天津市の独特の文化を紹介する「天津市文化年」の第三弾として、天津の母なる川“海河”の子 弘一大師の生涯展を開催します。
弘一大師（李叔同）は、天津で生まれた中国近代文化における偉大な先駆者の一人です。弘一大師は、文学や美学、仏教学などの多分野において才能を開花させ、独創的な風格を切り拓き、現代人に精神的な財産を残しました。
本展覧会は、弘一大師の生活の様子や日本留学の過程における思想の変化など、その起伏に富んだ人生が中日両国にどのように大きな影響を与えたのかなど、貴重な資料を通して迫る内容となっています。また同時に天津という場所が近代以降において、中国・西洋文化の優れた融合地点であることを物語る展示となっています。
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