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 甲骨文は中国殷商王朝後期の王室の吉凶に関する記事を亀の甲や獣の骨に契刻した文字であり、当時の政治、経済、軍事、社会、天文、農業、医療、生育等々の生活文化を反映しています。漢字の始祖であり、中国文化の縮図、中華の美意識の体現である甲骨文は、3500年前の中国の「百科全書」と称され、2017年にはユネスコの「世界の記憶」に登録され、世界に広く知れ渡るようになりました。
 本芸術祭は、殷墟甲骨文発見120周年および「今造甲骨文書道新古典——東京宣言」発表8周年を記念して開催される海外初の「国際甲骨文芸術祭」で、視覚、聴覚、体験等を通して多角・多内容・多方式に「世界記憶遺産・甲骨文」を展示、宣伝、紹介します。


 
【芸術祭内容】
 ・書道展
  「天上大風――東京国際甲骨文書道展」
   期 間:2019年12月16日(月)~12月20日(金)
   時 間:10:30~17:30(最終日は13:00まで)
   内 容:27ヵ国と地区の芸術家による甲骨文芸術作品約120点
 
 ・各種イベント
  12月17日(火)
   10:30~11:15 基調講演「甲骨文の過去・現在・未来」
            講師:張大順 甲骨文学者、書道篆刻家
   11:20~12:20 専家講堂「二十世紀甲骨文書道史の演変」
            講師:陳愛民 江蘇省甲骨文学会副会長
   12:30~15:30 東京国際甲骨文芸術パネルディスカッション
   15:30~16:00 作品解説及び技法講座・甲骨文書道実演
   16:00~17:00 甲骨文書道・篆刻体験(申込不要・先着順)

  ※以下のイベントにはお申込みが必要となります。それ以外のイベントはご自由にご参加できます。
   12月17日 基調講演&専家講堂
   12月17日 パネルディスカッション

 


◎会場へのアクセスは、当センターのホームページをご覧ください。
 日本語 ロケーション /中 文 交通指南


【展示内容の問合先】
日本甲骨文書道研究会
tel: 050-5583-0397
E-mail: jp.ksk@hotmail.com

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