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展示期間:2017年5月30日(火)~ 6月9日(金)

展示作品:龍泉青磁約100点、製作工程を説明する写真20枚など

 この度、中国文化センターは浙江省文化庁と協力し、一年に渡って、浙江省の独特の文化を紹介する「浙江省文化年」を開催することになりました。その第二弾として、2017年5月30日から6月9日にかけて、「暮らしを彩る龍泉青磁展」を開催致します。
中国の陶磁器の歴史は古く、紀元前4200年ごろにはすでに発現していたといいます。そして陶磁器文化が最も盛んになり中国陶磁の黄金時代と呼ばれたのが宋の時代です。南宋の時代に首都が臨安(現在の浙江省杭州市)に遷都したことによって、製磁工芸は更なる発展を遂げました。
 今回展示する龍泉青磁は浙江省南西部にある数百カ所の窯場で生産された青磁の総称で、しっとりとした美しい碧緑の磁器として知られています。龍泉青磁はユネスコ無形文化遺産に認定された唯一の磁器です。今度の展覧会では、日本の皆様に中国の最も代表的な陶磁器である龍泉青磁をご覧になって頂きたいと考えております。また今回の展覧会を通じて、同じように陶磁器文化を大事にしてきた中日両国の文化交流を一層促進したい所存です。
暮らしを彩る龍泉青磁展チラシ ダウンロード(PDF)

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