センター初の観光説明会「2019好客山東文化観光説明会」に150人超

　3月·26日午後、山東省文化と観光庁、中国駐東京観光代表処ならびに中国文化センターの共催による「2019好客山東文化観光説明会」が中国文化センターで行われた。
　本説明会は山東省の観光資源を日本の旅行業者・文化事業者らに紹介する目的で開かれたもので、省内の10の博物館と6の風景区が展示を行った。なお、本会は説明会と企業交流会の二部構成であった。
　
　山東省文化と観光庁の王磊庁長率いる訪日团は47名にのぼり、当日は中華人民共和国駐日本国大使館文化部の石永菁参事官、一般社团法人日本中国友好協会の橋本逸男副会長、一般社团法人東京華僑総会の陳隆進副会長、森ビル株式会社の星屋秀幸特別顧問、東京都日本中国友好協会の石川信行理事、日中文化制作センターの工藤國房代表、日本中国写真藝術協会の佐藤成範会長、経済日報の蘇海河東京支局長などが中日の旅行業、文化事業をはじめとする各界から参加、来場者は150名を超え、大いににぎわった。

会場の様子

　第一部では山東省文化と観光庁王磊庁長が挨拶を述べ、山東省の魅力を「海上のシルクロード」「文化の聖地」「雄大で壮麗な景勝」という三つの角度から紹介した。その後、石参事官、橋本副会長、および中国駐東京観光代表処の王偉所長が祝辞を述べた。

王磊庁長の挨拶

　石参事官はその祝辞の中で「日本は伝統的文化と現代的文化の融合、自然環境、行き届いたもてなし、またグルメなど、各分野で成功している。中国も皆の力を合わせてより良い観光条件を整え、中日間の相互理解を深め、観光業を盛り上げていきたい」と述べた。

石永菁参事官の挨拶

　続けて、中国駐大阪観光代表処の村上心一郎（Murakami Shinichiro）特別顧問が山東省内の博物館及び風景区の概要を説明、観客は観光資源の紹介を熱心に聞いていた。

村上心一郎特別顧問による説明

　第二部では、羅玉泉センター長が短い挨拶を述べ企業交流会が行われた。来賓は軽食を採りながら思い思いに博物館・風景区の展示コーナーを廻り、それぞれの観光資源の詳しい紹介を受けていた。また、中日企業代表間でも交流が行われ、新しいビジネスチャンスを探っていたようであった。
　
　本説明会には経済日報、中文導報、観光経済新聞社、教育家庭新聞社、サンケイリビング、消費と生活社、旅行読売新聞社、トラベルジャーナル、Mediacorp（シンガポール）など多くのメディアも参加した。