「山水の都市•美しい重慶」文化観光説明会が日本へ

　6月11日午前、「中国重慶文化観光交流プロモーション」が重慶文化観光発展委員会、中国文化センター、中国駐東京観光代表処の共催で開催した。
　
　本説明会には中国駐日本国大使館の石永菁文化参事官、中国駐東京観光代表処の王偉処長、元日本国重慶総領事の小松道彦氏、公益財団法人日中友好協会の岡崎温理事長と永田哲二常務理事、日中文化制作センターの工藤國房代表、株式会社ダイヤモンドビッグ社の高島正人プロデューサー、株式会社マイジェットの坂井秀夫社代表取締役、日中平和観光株式会社白岩祐幸取締役、香港中旅日本中国旅行社の王軍首席代表、EPI Travel株式会社外山實営業部長等、各界の方々が出席した。
　

来賓の方々

　
　重慶文化観光発展委員会の劉旗主任以下六名の訪問団一行が東京を訪問し「山水の都市、美しい重慶」のPRを行った。劉旗主任はまず重慶について簡単に紹介し、続けて近年の重慶の観光開発における取組およびその成果を説明した。そして、日本人と重慶が「常来常往（頻繁に訪問しあう仲）」のつながりを保ち、深め、観光によって支えあい、お互いに観光市場を盛り上げていくことを望むと述べたのち、今年11月に行われる「2019重慶世界観光業大会」の情報を披露、多くの日本の各界の方々に重慶の魅力を直接肌で感じてほしい、と案内した。
　

劉旗主任の挨拶

　
　石永菁文化参事官は挨拶の中で「重慶は中国中西部唯一の直轄都市として、人口も多く独特な文化と雄大な自然景観を有する。中国文化を愛する日本の方々が重慶を訪れることを心より歓迎する。きっと素晴らしい体験ができることだろう」と述べた。
　

石永菁参事官の挨拶

　
　また、王偉処長は「長い歴史を誇る重慶だが、その実とても若々しく近代的な都市である。中国の若者たちの間で重慶旅行がブームになっているように、日本の若者が行ってもきっと重慶を好きになってくれることだろう」と述べた。
　

王偉処長の挨拶

　
　小松道彦元重慶総領事は今年三月に離任して日本に戻ってきたばかりだ。その言葉の端々には彼の重慶に対する深い愛情が感じ取れた。小松氏は「近年来重慶全体の変貌は著しく、人々はより暖かく、空気もきれいになり、インフラも整い、より多くの観光資源に触れられるようになった。ただ、多くの日本人は三峡ダムの建設であの美しい風景はもう見られなくなったと思っているが、実際には今もそこに存在しているだけでなく、水位の上昇によりさらに美しく雄大になっている」と三峡ダムでの体験を感慨深く語った。
　

小松元重慶総領事の挨拶

　
　説明会の締めくくりとして、劉旗主任は重慶文化観光発展委員会を代表し、香港中旅日本中国旅行社の王軍首席代表と「文化観光普及協定」を結び、「中国重慶文化観光普及センター」のプレートを贈呈した。両氏ともこれを機に文化交流・協力を深めてゆけることを強く望み、日本における重慶の文化観光PRを強化していく旨を述べた。
　

調定式

授与式