日本語 中国語

 中国文化センターと北京市文史研究館の共催で、「北京市文史研究館館蔵作品展——北京市・東京都友好都市関係樹立40周年」の開幕式を7月1日、中国文化センターで開催した。
 
 開幕式には中国駐日本国大使館の石永菁文化参事官、外務省アジア大洋州局中国・モンゴル第一課地域調整官兼日中交流室の井川原賢氏、日本中国友好協会の永田哲二常務理事、東京都日本中国友好協会の栗山眞之理事長、能楽·白翔会の坂井音重主宰、東京華僑総会の陳隆進副会長、日中文化制作センターの工藤圀房代表取締役などが参席した。
 
 今回、文化交流団の団長である北京市文史研究館文史センターの趙書月主任も王貴祥、葉用才、薩社旗、鄭山麗などの芸術家と共に出展。彼はあいさつで、「今回東京で開かれた絵画展が、多くの日本の方々が中国書画芸術に対する興味や理解を深め、中国書画と共に中国の伝統文化と中国人の友好感情を深く味わう機会となり、それが中日両国の友情を促進し、長く広くつなぐ機会となることを願う」と述べた。
 

趙主任の挨拶

 
 中国駐日本国大使館の石永菁文化参事官は挨拶でまず「北京市・東京都の友好都市締結40周年」を熱烈に祝い、「蔡奇北京市委書記と小池百合子東京都知事が6月に行われた『北京ウィーク』での会合の中で深く交流し、認識を共有しあったことで、北京市と東京都の関系は新たな高みに至った。今回の北京市文史研究館の展覧は非常にタイミングが良い。本展を通じて、中日双方の民間が友情を深め、両国の芸術家や愛好家が深く交流し互いに切磋琢磨することを望む」と述べた。
 

石参事官の挨拶

 

テープカットの様子

 
 テープカットの後、北京市文学史研究館の館員で画家の鄭山麓氏が、会場で中国画の絵画技法を披露した。鄭氏は「日本でも松竹には良い意味があると聞く」と松竹の絵を一気呵成に描き上げ、中日の友情が長く続いていく象徴として、「松竹為友」と題した作品を外務省の井川原賢氏に贈呈した。
 

実演

 

鄭山麓氏(左)と井川原賢氏(右)

 
 中国の絵画芸術を全面的に押し出すため、本展は画題や様式、技法など様々な角度から何度も選考を重ねた結果選出された30点が出展されている。北京市文史研究館の書画家たちの傑作は7月1日から5日まで、中国文化センターで展示される。
 
北京市文史研究館館藏作品展チラシ


期日: 2019/07/01 〜 2019/07/05
時間: 10:30〜17:30(2019/7/5 10:30~13:00)
会場: 中国文化センター
ページトップへ