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 2017年11月21日午後、中国文化センターと西泠印社グループ、謙慎書道会の主催、西泠印社美術館の運営による「盛唐詩韻~西泠印社社員作品展」が文化センターで盛大に開幕した。
 2017年は中日国交正常化45周年であり、西泠印社初代社長呉昌碩氏没後90年にあたる。本展は呉昌碩氏の真筆及び韓天衡氏、駱芃芃氏を代表とする現代西泠印社の老、中、青三世代の社員による「盛唐詩韻」をテーマとした選りすぐりの力作を展示している。
 
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程大使に作品の解説をする韓天衡氏と駱芃芃氏

 
 西泠印社の副社長で呉昌碩芸術研究会会長の韓天衡氏、西泠印社理事で中国芸術研究院篆刻研究院院長の駱芃芃氏、西泠印社グループ党委員会書記で董事長の銭伯皓氏が率いる代表団が来日し、開幕式及び講演会、交流会に出席した。
 西泠印社は日本に47名の日本人社員及び在日中国人社員、名誉社員を有している。そのうち西泠印社名誉理事として日本謙慎書道会理事長の高木聖雨氏及び日本篆刻協会の尾崎蒼石常任顧問が、西泠印社名誉社員として全日本篆刻連盟副理事長の笠原聖雲氏、近代書道研究所の青山慶示所長、濫觴会の内藤富卿会長、淡水会の赤井清美会長、日本書道学院の石川芳雲院長、大東文化大学文学部部長の河内利治教授、全日本篆刻連盟事務局の岡野央副局長、日本篆刻協会の多田龍淵副理事長、埼玉県書道人連盟の奈良衡斎理事長及び在日中国人社員が開幕式に出席した。また、全日本篆刻連盟事務局の綿引滔天局長、芸術新聞社の太田文子社長、書道雑誌「墨」の石山知明編集長らも会場にかけつけ、総勢150名余りが開幕式に出席した。
 
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講座会場

 
 22日午前、公務のため開幕式に出席できなかった程永華中国駐日大使が展覧会を鑑賞するため会場を訪れ、「西泠印社は歴史ある文化団体であり、濃厚な中国伝統文化の特色を有する誰もが知る団体である。日本との長年にわたる歴史的根源と社員芸術家の芸術活動は中日両国文化芸術交流において積極的且つ重要な役割を果たしている。」と評価した。
 
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交流筆会

 
 開幕式前に、韓天衡氏が「印風・画格・石鼓文-呉昌碩芸術について」の学術講座を行い、多くの聴衆が参加し、会場は満員となった。
 開幕式後は揮毫交流会が行われた。


期日: 2017/11/21 〜 2017/12/01
時間: 10:30〜17:30
会場: 中国文化センター
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