1月8日午後、今年一年を通して催される天津文化年の幕開けとして、天津市文化と観光局ならびに中国文化センター主催による「新年の思い出 天津春節民俗展」が盛大に開幕し、元内閣官房長官の河村建夫衆議院議員、財務大臣政務官の伊佐進一衆議院議員、駐日本国中国大使館広報部の張梅参事官が開催に際して祝辞を寄せた。
来賓の方々とのテープカット
このほか、元参議院議員外務大臣政務官の浜田和幸氏、外務省アジア太平洋局中国モンゴル第一課地域調整官の井川原賢氏、日中友好協会理事長の岡崎温氏、同常務理事の永田哲二氏、日中友好会館顧問の武田勝年氏、森ビル株式会社特別顧問の星屋秀幸氏、大日本山林会常務理事の杉山隆志氏、東洋書道芸術学会会長の松本烏城氏、武蔵野学芸専門学校校長の三上慎之介氏、日本祭礼文化の会会長の村田寛氏など、各界の来賓及びメディアなど約100名が出席し、大いに賑わった。
センター長のあいさつ 使命の引継ぎ
まず、石永菁センター長が「日本の方々には中日二つの新年を楽しんでいただきたい」と新年のあいさつをし、1月7日付で着任した羅玉泉(らぎょくせん)新センター長を紹介した。その後、羅センター長は「これからは文化だけでなく観光を取り扱った活動も増えるだろう」とあいさつを述べた。
河村建夫元官房長官の挨拶
河村建夫議員は祝辞の中で「これまで天津を訪ねる機会がなく、ぜひ天津に行きたいと思っていたので、今回喜んで出席させてもらった。天津の素晴らしい文化を日本の人々に紹介されることは大変喜ばしいことであり、日本の多くの人々がこの展覧を訪ね、日中二つの新年を楽しんでほしい。これを機に日中友好が促進されることを望む」 と述べた。また、伊佐進一議員は「『日中次世代交流委員会』が2013年に初めて訪中した際に天津を訪ねた時、天津の方々に非常に暖かく迎えてもらい、訪中団の皆が感銘を受けた。そのおかげで、その後毎年訪中することができている。」と、日中の特に若者間での交流の重要性を語った。そして張梅参事官は「同郷として本展の開催は感無量である。文化は両国民の心の距離を縮める非常に有効な手段であるので、多くの日本の若者が中国各地を旅行して本当の中国を知ってもらいたい。」と今後の中日交流への期待を述べた。なお、今回の展覧会は人民日報、人民中国、CHINANEWS、CHINAWATCH誌でも報道された。
毛猴体験に黒山の人だかり
毛猴作品
今回の展覧会に伴い、天津より専門家を招請し集中講座を2日間開催する。1日目の「麺塑」が1月16日に、2日目の「盤扣」は12月17日に行い、天津の伝統工芸を紹介、体験してもらう。
期日: | 2019/01/08 〜 2019/01/18 |
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時間: | 10:30--17:30(最終日は13:00まで) |
会場: | 中国文化センター |