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 沈曽植先生没後百周年を記念し、2022年10月11日から14日までの間、「海日生花 中日書道展および第九回翰墨書道会展」が中国文化センターにて開催された。厳しい状況が続く新型コロナウイルスを鑑み開幕式は行わなかったが、4日間の会期中には来場者が常に絶えず、平和的で心の通った書道文化交流の場景を見ることができた。

 

 会期中には、藤田観光の藤田基彦氏や大正大学の赤平泰処教授、筑波大学書法科の中村伸夫主任、毎日書道会の西村修一専務理事、書道家の有岡陖崖氏、大東文化大学の河内君平前副校長等、日本書道界の著名人が次々に来場した。そして、今回特別に出展した福田達夫氏衆議院議員(福田康夫元首相の子息)、中曽根康隆衆議院議員(故中曽根康弘首相の孫)の二人も、国会開会中で多忙の中来場した。

 

img_2794福田达夫国会议员(右3)、中国文化中心罗玉泉主任(左2)等合影

 

img_2795中曾根康隆国会议员(右4)与日中文化交流协会专务理事中野晓(右5)等合影

 

 この他、海江田万里衆議院副議長、浮嶋智子衆議院議員、鈴木隼人衆議院議員、大野泰正参議院議員、アジア共同体文化協力機構の宮本雄二理事長夫妻、日中文化交流協会の中野暁専務理事、日中友好協会の永田哲二常務理事、日中関係学会の林千野副会長や多数の書道愛好家やメディア関係者が絶えず来場した。

 

img_2796郭同慶と握手する海江田万里副衆院議長(左)。右は日箇原徹創価学会副会長。

 

img_2800東日本国際大学 西園寺一晃客員教授(左2)

 

 特筆すべきは、福田康夫元首相の来場である。福田元首相は本展の開催に祝辞を寄せたのみならず、多忙を極める中来場して本展の成功の祝賀し、関係者たちにエールを送った。

 

img_2797福田康夫元首相と翰墨書道会会員たち

 

 また、会期中には郭同慶氏と蔡嘉楓女史による講座「漢字と漢服の歴史」も開かれた。参加者たちは今回のテーマである「海日生花」の4字の書体と漢服がどのように変化してきたかを学び、体験し、始終驚きと興味のこもった表情で講義を聞いていた。

 img_2798 郭同慶氏による書道の講義

  

img_2799蔡嘉楓女史による漢服の講義


期日: 2022/10/11 〜 2022/10/14
時間: 10:30〜17:30(最終日は13:30まで)
会場: 中国文化センター
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