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 6月28日午後、中国大使館、中国国務院新聞弁公室、中国国務院貧困扶助開発指導グループ弁公室が主催となり中国文化センターで中国共産党創立100周年を記念し、“幸せな生活を追い求めて”中国貧困脱却成果展を開催した。
 
 自民党参議院議員の松下新平氏、社民党幹事長服部良一氏、国際政治経済学者の浜田和幸氏、日本国際貿易促進会専務の安田真人氏、蔦谷書店社長の梅谷知宏氏、森ビル特任執行役員の横井勲氏など日本の政治、経済、文化界からの代表約30名が出席した。また、共同通信社、「朝日新聞」、「毎日新聞」、「産経新聞」、日本テレビ、TBSテレビおよび「人民日報」、新華社通信、中国中央ラジオテレビ総局、「中国日報」、「人民中国」など中日両国のメディアが参加した。
 
 孔鉉佑大使は挨拶で次のように述べた。今年初め、習近平総書記は貧困脱却堅塁攻略の総括・表彰の全国大会で、中国共産党創立100周年を迎える重要な時に、貧困脱却戦で全面的勝利が得られ、絶対的貧困の撲滅という容易ならぬ任務が達成されたと宣言した。本日、貧困脱却成果展を開いたのは、苦労して得られたこの成果を記念するためであり、展示した写真の1枚1枚はすべて、中国の貧困脱却事業の真実を描いているものだ。
 
 第18回党大会以降、習近平総書記を核心とする党中央の指導の下に、中国は人類の歴史上かつてない規模で、最も強力な、最も多くの人口に恩恵の及ぶ貧困脱却の堅塁攻略戦を実施して、絶対的貧困の撲滅という並々ならぬ任務を達成し、「国連持続可能な開発のための2030アジェンダ」の貧困撲滅目標を10年前倒しで実現した。
中国の貧困脱却事業の成功のためには、日本を含む国際社会の支援もあった。いま中国は近代的社会主義国家の全面建設という新たな道のりを歩み始めており、日本も重要な発展段階にあり、両国関係は一連の重要なチャンスを迎え、また複雑な要因も抱えている。来年には中日国交正常化50周年を迎え、双方はまたそれぞれ東京オリンピックと北京冬季オリンピックを控える中、ご来賓の皆さまが今回のイベントを契機に、中国を一層全面的に理解され、中日の各分野の交流・協力に積極的に助力され、中日関係と両国の交流・協力がより大きな発展をとげるよう共に後押しされることを希望する、と祝辞を述べた

 

孔鉉佑大使の祝辞

 
 開幕式後には、センター責任者から来賓に向け、それぞれの写真にまつわるストーリーを解説し、中国貧困脱却の歴史的業績に耳を傾けた。
 

来賓に写真の紹介を行う羅玉泉センター長

 
 
 本展は7月2日まで行われる
 
 また、6月29日から7月1日までの展覧期間中多彩なスペシャルイベントとして“百年風雲・人物シリーズ講座”を開き、研究者の視点から百年前の中国の巨匠について語る。
6月29日「内山書店創業者 内山完造」
6月30日中国現代作家・歴史学者・翻訳家「郭沫若」
7月1日義勇軍進行曲の作詞作曲家「田漢と聶耳」


期日: 2021/06/28 〜 2021/07/02
時間: 10:30〜17:30(土日祝日休館 最終日は13:00まで)
会場: 中国文化センター
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