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ビデオレター「中国加油!武漢加油!」(Instagram)


 2020年2月10日、翰墨書道会・王蘧常先生顕彰会ならびに中国文化センターの共同主催、群馬県日中友好協会の共催による「蘧草傳新―中日書道展」および「第八回翰墨書道会展」が中国文化センターで開催した。本展は「章草体」を発展させ「蘧草体」を生み出した近代の書聖・王蘧常やその弟子たちの作品のほか、衆議院議員の福田達夫氏、中国書法家協会主席の蘇士澍氏や「西泠印社」の重役ら、全日本書道連盟理事長の星弘道氏、日展理事の新井光風氏、日展名誉会員の杭迫柏樹氏など、中日両国を代表する書家42名が寄せた作品が並ぶ。これら65点の作品は2月20日(木)まで展示される。

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王蘧常親筆


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会場の様子


 中国での新型コロナウイルスの感染拡大を受け開幕式や講演会は中止となったが、開催初日には受賞者ら数名による授賞式がささやかに行われ、本展の主催の一つ、翰墨書道会の名誉会長も務める蘇士澍主席の題字がセンターへ贈呈された。残念ながら蘇主席は当日参席できなかったため、代わりに郭同慶翰墨書道会会長が蘇主席の題字をセンターに贈呈、羅センター長からは蘇会長への感謝状が贈られた。

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蘇士澍主席による題字


 そして、センタースタッフや翰墨書道会の会員が合同で「中国加油!武漢加油!」のビデオレターを作成。会場では長屋王の漢詩の一部「山川異域、風月同天」が掲げられた。
 また、経済産業大臣や民主党代表を務めた海江田万里衆議院議員をはじめ、前法務大臣の山下貴司衆議院議員、福田達夫衆議院議員、古川元久衆議院議員、大野泰正参議院議員、橋本大二郎前高知県知事、中尾武彦元アジア開発銀行総裁・元財務官、星弘道全日本書道連盟理事長、吉澤鐡之日本書作院副理事長、吉村善和日中新世紀会会長、日箇原徹創価学会インターナショナルセンター代表理事など、政界や文化界、日本書道界を代表する人物も数多く会場を訪れ、各々激励の言葉を揮毫するなど、新型コロナウイルスの収束に尽力する中国武漢に向けて熱いメッセージを送った。本展の開催は上毛新聞などのメディアでも報道された。

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四名による合作
左から郭同慶会長、羅玉泉センター長、日箇原徹代表理事、福田達夫衆議院議員


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山下貴司前法相(右二)「中国加油」


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古川元久衆議院議員(右)「中国加油」


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大野泰正参議院議員「中国加油」


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橋本大二郎前高知県知事(中央)「武漢必勝」


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中尾武彦元ADB総裁の揮毫「中国加油」


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星弘道全日本書道連盟理事長(左二)「がんばれ中国」


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吉澤鐡之日本書作院副理事長の揮毫「中国加油」


期日: 2020/02/10 〜 2020/02/20
時間: 10:30〜17:30(土日休館、最終日は13:00まで)
会場: 中国文化センター
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