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 8月26日午後、中国文化センターと華夏写意立体牡丹研究センターとの共催による「香り高き世界—華夏写意立体牡丹画派作品交流展」の開幕式が中国文化センターで行われました。
 
 外務省アジア大洋州局中国モンゴル第一課の井川原賢地域調整官、公益財団法人日中友好会館の佐藤重和常務理事、公益社団法人日本中国友好協会の永田哲二常務理事、一般社団法人東京華僑総会の陳隆進副会長、能楽・白翔會の坂井音重主宰など、多くの来賓が本展の開幕式に出席しました。
 

華夏写意立体牡丹画研究センターの紀利副主任

 

中国文化センターの羅玉泉センター長

 

作品を贈呈する様子

 

実演

 
 「立体牡丹」の絵画の特徴は、山水と花鳥のような遠近の技法を融合させた特殊絵画形式であり、山水を配置することによって、空間が分かりやすく感じ、牡丹花のイメージの立体感が強調させることができるという。又、画面全体の山水の部分はぼやけて、幻想的で、レイアウト上で遠山の景色と手前の花の形が調和して、一層牡丹の優れた美しい姿が抜群に現れます。孫玉徳先生の立体的な写意牡丹は、伝統的な中国画の継承と革新の融和したものであり、現代人の美的な視点から、従来の筆墨術を通じて、時代的な特徴を備えたデザインの画面を描いて、任意しながら素朴な、かつ、ユニークな表現力で豊な画絵を描く。
 
 展示期間中に孫先生は、立体牡丹画の技法に関する講座を開き、「東洋五行マネ」をもとに、牡丹の花が咲き枯れ、時空の変化など、多様なマネ技の真髄をどのように表現するかを受講者に伝授する予定です。
 
 今回出展した画絵は、立体牡丹画派の主要メンバーである孫玉徳、紀利、孫翰穎、陳菲の作品で、アーティストたちの代表作と近年の最新作である。又、上海市書画収蔵院の宣家慶副秘書長の作品も特別展示されてある。
 
 立体牡丹画派作品の交流展は、その独特の水墨潤沢を通して、中日画家たち間の交流と鑑賞し合うことで、より美しい一筆を加えられました。中日の友情は各アーティストたちの描いた牡丹のように、この8月の東京で美しい濃厚な牡丹の香りが漂い、悠遠に伸びていくことを願っています。会期は8月30日まで。


期日: 2019/08/26 〜 2019/08/30
時間: 10:30〜17:30
会場: 中国文化センター
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