8月14日午後、中国文化センターと唯新学院の共同主催による「アートネクストジェネレーション 在日本中国遊学生作品展」が文化センターで開幕した。東京藝術大学、魯迅美術学院など芸術大学の教師と学生、寺町美術館の館長ら日本美術界の関係者約100名が開幕式に出席した。
テープカットを行う中日の教師や学生
本展では日本の芸術系大学に留学経験のある、または現在留学している中国人留学生16名が出展。中国文化と日本文化、西洋文化を融合させ、自身の芸術的態度を表現した作品を創作している。作品は油絵、彫刻、日本画、写真、インスタレーション、動画等のスタイルを網羅し、日本の観衆に留学の成果を理解してもらうのと同時に、未来を担う芸術家の責任と抱負を表現している。
優れた若手の作品
石永菁センター長は開幕式の挨拶の中で、「文化センターのサマーシーズンに中日芸術大学の教師と学生を迎え、大変うれしく思う。作品を通して、日本の芸術大学で日本の教師の指導を受けてきた学生たちの学習成果を見ることができる。近代史上では、魯迅を代表する留学生が、日本で西洋と日本の文化を学び、中国へ伝えた。学生の皆さんも国際文化交流ため役割を果たすよう願っている。」と話した。
出展した画家と観衆
同時期に、水墨画教室「水墨画の現代的表現」がセンターで開講。初級と中級クラスが設けられ、「ゼロからの初心者」と「学び始めたばかりの入門者」の2つのレベルの人たちの要望に応えた。多くの申し込みがあり、小学生から還暦を迎えた人が、興味津々な様子で受講していた。
水墨画教室の様子
期日: | 2018/08/14 〜 2018/08/24 |
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時間: | 10:30〜17:30 |
会場: | 中国文化センター |