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 4月2日午後、天津市文化と旅游局と中国文化センターの共催による「戯韻芳華――京劇芸術展」が開催した。
 開幕式には中国駐日本国大使館の劉贇二等書記官、外務省アジア太平洋局中国モンゴル第一課地域調整官の井川原賢氏、三井住友海上火災保険株式会社名誉顧問・日本天津研究会会長の井口武雄氏、日中友好会館常務理事佐藤重和氏、森ビル特別顧問の星屋秀幸氏、公益社団法人日中友好協会常務理事の永田哲二氏、前国土交通省地域統括官・日本地域活性学会副会長の舘逸志氏などが出席し、開幕を祝った。
 

テープカットの様子

 

 中国駐日本国大使館の劉贇二等書記官が挨拶し、「京劇は中国各地にあるが、現代の若者からすると京劇のような伝統芸術は縁遠い。しかし天津では今でも子供から老人までが京劇を見て親しんでいる特別な場所。この展覧会を通じて日本の方にも京劇の魅力を沢山知ってほしい」と述べた。
 

 展覧の関連イベントとして4月3日には京劇の隈取を体験するワークショップを開催した。役柄ごとの性格を顔料でどのように表現しているかを学び、実際に専用の仮面に着色して楽しんだ。
 

仮面に着色する参加者

 

完成した仮面をつけて記念撮影

 

 また、4月4日には京劇の演奏に欠かせない楽器として中国胡琴の魅力に迫る講座を行った。講師には国家一級演奏家の張秀岭氏を迎え、二胡、京胡、高胡、板胡のそれぞれの楽器の特徴とその音色の違いについて語り、楽器のもつ個性を生かした演奏を行った。参加した聴衆は、張秀岭氏の高い技術と豊富な経験による演奏に魅了された。
 

楽器の特徴を語る張秀岭氏

 


期日: 2019/04/02 〜 2019/04/12
時間: 10:30〜17:30
会場: 中国文化センター
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