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 11月20日午後、中国文化センターとWB芸術音楽財団(イギリス)との共同主催による「揚子江の歌 丁観加・鄧恵伯二人展」が中国文化センターにて盛大に開幕した。
 
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画家と来賓らによるテープカットの様子

 
 地域活性学会副会長で前国土交通省政策統括官の舘逸志氏、外務省アジア太洋州局中国・モンゴル第一課井川原賢地域調整官、元重慶総領事の瀬野清水氏、日中友好協会永田哲二常務理事、森ビル株式会社星屋秀幸特別顧問、全日本華僑華人連合会劉洪友会長、東京華僑総会陳隆進副会長、中央美術学院芸術管理与教育学院趙力副院長、小堀経済研究所所長で元京都府商工会議所連合会専務理事の小堀修氏、日本書道院の豊田育香審査委員など50名余りが二人の開幕式に出席した。
 
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来賓の井川原賢氏(右)に作品解説をする画家の鄧恵伯氏(左)

 
 鄧恵伯氏は揚子江の上流に近い四川省に生まれ、丁観加氏は揚子江の下流である上海市崇明島の出身である。揚子江がこれまで面識がなかった二人の画家を引き合わせた。両氏は1980年代から中日両国を度々往復し、芸術交流と文化伝承に大きく貢献してきた。今回の展覧会は、二人の人生と密接な関係にある「揚子江」がテーマとなっている。
 
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祝辞を述べる小堀修氏

 
 鄧恵伯氏と長年の交流がある小堀修氏は、「展示会場に入るなり“清風明月”を感じました。鄧氏の作品は、地域創造、歴史創造、人間創造の3つの創造を表現していると思います。」。また、画家の丁観加氏は「揚子江が私たち二人の画家を引き合わせてくれ、そして一衣帯水が私たち二人の画家と日本を引き合わせてくれました。これが私たち二人の画家が表現したかった本来のテーマなのです。」と語った。
 
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丁観加氏の作品

 
 丁観加氏は鎮江中国画院の院長として20 年にわたり書画の教育活動に尽力した。作品は揚子江の下流のように、平和で心を穏やかにする特徴がある。
 
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鄧恵伯氏の作品

 
 一方、鄧恵伯氏は派遣留学生として日本に訪れ、さまざまな方法で日本文化への理解を深めてきた。作品には四川や重慶の自然が多く取り込まれ、山々の厳しい変化が表現されている。


期日: 2018/11/20 〜 2018/11/30
時間: 10:30~17:30
会場: 中国文化センター
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