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 1月11日午後、全日本華人書法家協会、日中詩詞協会と中国文化センターが共に主催する「天涯共此心—詩書合璧作品展」が盛大に開幕した。本展は、日中詩詞協会が対聯と絶句を作り、全日本華人書法家協会が書法作品の制作を担当し、極めて現実性を備えた詩書作品展となっている。

集合写真

 
 開幕式には、瀬野清水日中協会理事長、永田哲二日中友好協会常務理事、草津祐介東京学芸大学教授、梁章凯西泠印社理事、卓民日本華人美術家協会会長、馮学敏日本華人撮影家協会会長、王子江日本華人美術家協会副会長、武乐群日本華人美術家協会副会長、盧强日中船舶交易社長、李志明在日本中国少林寺拳法名家、陳五季中国陝西省新聞書画家協会会長などが出席し、中日の書道界を中心に約50名ほどが集まった。

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高小飛全日本華人書法家協会会長の挨拶

 
 高小飛全日本華人書法家協会会長はその挨拶で中国文化センターの2023年の一つ目となる展覧会を本会が担当できることを光栄に思う。白米からご飯、ご飯から酒が生まれるように、字から文が生まれ、文をさらに昇華したのが詩である。今日多くの中国人にとっても平仄の感覚をつかむのは難しいが、日本語には現在でも残っていることを知った時、中国語の平仄をいかに日本語で表現するかという遣隋使、遣唐使といった先人たちの工夫と苦心に感激した。この展覧会が歴史を学び返すきっかけとなることを心より望むと述べた。
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永田哲二日中友好協会常務理事の挨拶

 
 また永田哲二日中友好協会常務理事も2023年初となる展覧会の開幕式に招いていただいたことうれしく思う、もうすぐ春節を迎えるが日中平和友好条約締結45周年となる本年、平和的で友好的な関係を促進できるよう願っていると言及した。

1瀬野清水日中協会理事長の挨拶

 
 瀬野清水日中協会理事長は高会長のお話を聞いて、自分が中国語の発音を学ぶときに日本語の読みを参考にしたことが頭をよぎった。本年は日中平和友好条約締結45周年という「友好」と「平和」が重要なキーワードとなる一年である。私も条約の内容を読み返し、先人たちの意志を学びたいと流暢な中国語で述べた。


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羅玉泉中国文化センター長の挨拶

 

 羅玉泉中国文化センター長は、我々中国人が幼いころから字や文を学び、古詩を覚えるのと同じように、日本でも学校教育のカリキュラムとして漢詩を学ぶ。そのような詩をテーマにした書道展を2023年の最初のイベントとして開催できることは非常に大きな意義がある、そして本年も皆様の変わらぬ支持、関心を賜れるよう切にお願いする。

 

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古月彦捷日中詩詞協会会長の挨拶

 
 最後に古月彦捷日中詩詞協会会長は詩と書は中国文化の精髄である、本展の開催は中国芸術文化の普及にとって意義深いと述べた。

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来賓によるテープカット

 
 開幕式が終わった後、「千古絶句に含まれる近体詞の要素」をテーマにして講座が行われた。本展覧会は1月17日まで開催する。一級の詩書作品によって多くの方に詩歌、書道などを深く理解してもらえることを望む。

 

 


期日: 2023/01/11 〜 2023/01/17
時間: 10:30-17:30(最終日は13:00まで)
会場: 中国文化センター
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