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 2014年5月13日午後,海南省文体庁と中国文化センターが共同で主催した“海南省2014年と中国文化センター部省年度協力”及び“海南省非物質文化遺産保護成果展”の開幕式が中国文化センターで開催された。海南省文体庁の副庁長である劉曦氏、公益社団法人の日本ユネスコ協会連盟理事長の野口昇氏など50数名が今回の開幕式に出席した。
 

海南省文化广电出版体育厅的刘曦副厅长

海南省文化広電出版体育庁刘曦副庁長

  
 海南省文体庁の劉曦副庁長は挨拶の中で、出席した人々に海南省の豊富な文化資源を紹介した。海南省は中国で二番目に大きい島であり、最も南に位置する省である。漢民族、黎族(リー族)、苗族(ミャオ族)、回族など多数の民族が居住しており、長年にわたり、豊かで独特な文化芸術を形成した。海南には、25にのぼる伝統音楽・舞踊・戯曲・技芸・民俗に関する文化遺産があり、中国国家級無形文化遺産の名簿に登録され;その中でも、黎族(リー族)の伝統綿織・染織・刺繍技術は、ユネスコでも保護するのが急務である無形文化遺産である。
 
 その後,劉曦副庁長は“海南省2014年と中国文化センター部省年度協力”計画を紹介し,こうした活動が日本と海南島の文化交流と相互理解を促進することを希望した。
国家级非物质文化遗产传承人容亚美、符林早现场表演

国家級非物質文化遺産を継承者―容亜美女史、符林早女史の会場での演出

 

 今回の“海南省非物質文化遺産保護成果展”は海南の非物質文化遺産を主題としたパネルや展示品合計50点余りを展示した。開幕式終了後、海南省からやってきた、国家級非物質文化遺産を継承者である容亜美、符林早女史が会場で、黎族(リー族)の伝統綿織・染織・刺繍技術を披露した。

展览现场

会場の様子

 


期日: 2014/05/13 〜 2014/05/16
時間:
会場: 中国文化センター
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