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 2016年1月9日、第十回名古屋中国春節祭が盛大に開幕し、程永華大使、国務院華僑事務弁公室の任启亮副主任、大村秀章愛知県知事等がイベントのテープカットを行い、約10万人の市民が3日間の春節イベントに参加した。
 
 中国文化センターは本春節祭の協力として参加した。センターと名古屋中国春節祭実行委員会は共同で、名古屋中国春節祭10周年特別記念展「中国著名企業ロゴマークデザイン展」及び講演会と中日企業ビジネス情報交流会を主催した。

 
 1月8日午前、「中国著名企業ロゴマークデザイン展」の開幕式と関連イベントが春節祭メイン会場隣りの展示ホールで行われ、葛広彪中国駐名古屋総領事、衆議院議員で日中友好議員連盟幹事長の近藤昭一氏、中国文化センターの石永菁センター長、趙平副センター長、中国訪日企業家代表団団長で酷貝拉歓楽城管理有限公司董事長兼総裁の王躍氏、著名なデザイナーで文化学者の王超鷹氏、東海日中貿易センターの副会長兼専務理事の原田泰浩氏、中日新聞社の高坂毅顧問、中部経済連合会国際部の中山賢一部長、愛知県日中友好協会の佐藤豊事務局長等が開幕式とテープカットに出席し、日本各地の専門家、企業家、華人華僑、華僑ビジネスマン及び中国各地より訪日した企業家、デザイナーが開幕式と関連イベントに出席した。
 

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 葛広彪総領事は挨拶の中で、「日本の中部地方は世界に誇るトヨタ等大企業があるだけでなく、日本の中小企業が集まる場所でもある。中国企業ロゴマークデザイン展が初めて中部地方で開催されることには大変意義があり、中日企業との交流を強化し、共に発展していくことを願っている。」と語った。石永菁センター長は、「日本で中国伝統文化に従事し研究している個人や機関は多いが、現代中国文化の研究を紹介することは弱い部分であり、中国企業の理念や文化的活動を紹介する機会は更に少ない。このため中国文化センターは本展を企画し、企業のロゴマークデザインを通じて現代中国企業と企業人を紹介することを主旨としている。」と話した。
 

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 開幕式終了後、王超鷹氏は「ロゴデザイン分野から見る中国有名企業の成功の秘訣」について講演を行った。王超鷹氏はかつて日本に留学したことがあり、現在は上海派斯耐特公司の代表を務め、中国企業の海外市場進出、日本企業の中国市場進出のコンサルティング指導を行っている。これまでアリババを含む中国国内企業及び日産自動車を含む日本企業等約120社のロゴマークをデザインしてきた。

 
 中国各地のIT業、eコマース、文化企業、不動産、金融投資等領域の40社とデザイナーが来日し、開幕式及び講演会活動に参加し、その後日本経済界の人士とビジネス交流を行った。

 
 東海日中貿易センターの原田泰浩副会長兼専務理事は、「中国企業がこのようにロゴマークのデザインとその登録を重視しているとは考えてもみなかった。中国企業の成長は速く、企業家は若くて熱心で大変驚いた。日本企業も再び努力をしなければ大きく越されるだろう。」と述べた。また中部地方最大の新聞社「中日新聞社」の記者が取材に訪れていた。
 
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 本展は漢字を含むロゴマークデザイン63点を展示しており、中国の特色を表している。開幕式終了後、日本各地の多くの機関が巡回展の相談を希望し、3月下旬に岡山市で巡回展を行うことが確定した。

 
 会期中、名古屋春節祭に出席した中国駐日大使館の何振良公使参事官、景春海商務参事官、陳諍文化参事官、孫志勇駐大阪副総領事等が展覧会を鑑賞しに訪れた。


期日: 2016/01/08 〜 2016/01/20
時間:
会場: 愛知県 名古屋市中統ビル
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