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 10月15日、中国文化センターと魯迅文化基金会、豊中市日本中国友好協会の共同主催による「魯迅の生涯-原版写真保存展」の開幕式及び講演会が大阪府豊中市で開かれた。中国魯迅文化基金会会長で魯迅の孫の周令飛氏が率いる代表団が来日し、開幕式と講演会に出席した。
 
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魯迅の孫周令飛氏の挨拶

 
 中国駐大阪総領事館の劉磊副総領事、中国文化センターの石永菁センター長、全日本日中友好協会の大藪二朗常務理事、大阪府日中友好協会の梶本徳彦会長、豊中市日中友好協会の田中潤治会長らが開幕式に出席し挨拶を行ったほか、中日各界より約60名が開幕式に参加した。
 
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展覧会場の一角

 
 周令飛会長は、「本展はこれまでで最も全面的に魯迅の生涯捉えた写真展であり、127枚の写真を展示している。一番古い写真は1903年であり、最後の写真は1936年この世を去る前に撮られたものである。8割以上の展示品は魯迅直系の親族が所蔵するものであり、少数は社会一般より集められたものである。魯迅は1902年から1909年にかけ日本で7年間の留学生活を送り、多くの日本の友人たちと知り合い、中日友好の先駆者でもある。」と紹介した。
 
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魯迅講演会

 
  開幕式終了後に公演会が行われ、中国魯迅文化基金会会長で魯迅の孫の周令飛氏、魯迅文化基金会紹興分会の李露児会長、中国文化センターの石永菁センター長、中国魯迅研究会の王錫栄副会長、豊中市日中友好協会の田中潤治会長、神戸大学の山田敬三教授が講演を発表し、それぞれ異なる角度から魯迅の根源と研究について語った。
 
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自身の心の中の魯迅について語る魯迅の孫周令飛氏

 
 本展は来年3月に中国文化センターで開催される。


期日: 2017/10/15 〜 2017/10/15
時間: 10:00〜17:30
会場: 大阪府豊中市
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