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 中日国交正常化45周年と香港返還20周年を記念した「日本現代アートとの対話展」開幕式が中国文化センターで盛大に開幕した。
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背景ボードに署名後記念撮影を行う出展アーティスト

 
 本展は中国文化センターと中放文化芸術メディアの主催、翼美術研究所の運営により、中国大陸から3名、中国香港から3名、日本から6名のアーティストが出展し、油絵、版画、紙本、立体など30点を展示している。
 
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中日アーティストの交流

 
 輿水恵一衆議院議員、中国駐日大使館の王軍参事官、美術評論家の清水康友氏、銀座ぎゃらりいサムホールの井上哲邦代表、 有限会社ぎゃらりぇ・るたんの中島三枝子代表など芸術団体、アーティスト及び友好団体の関係者ら来賓60名余りが開幕式に出席した。
 
 中国文化センターの石永菁センター長は主催を代表して挨拶を行い、「中日国交正常化45周年と香港返還20周年を記念するため、センターは一年前より香港のアーティストを含む中日現代アート展を企画してきた。中日文化交流は盛んだが、現代アート交流における分野はまだまだである。改革開放後、大陸の現代アートは大きな発展を遂げたが、香港の現代アートが日本で展示されることは少ない。センターは設立して8年になるが、香港のアーティストの作品を展示し、香港からアーティストが来日するのもこれが初めてであり、歴史的な意義がある。日本の現代アートは中国国民に愛されており、中日双方がこの分野で相互理解を行う発展的余地はあり、文化センターは大陸と香港、台湾、澳門のアーティストに展示と交流のプラットフォーム提供する意向である。本展開催に多大な支持をくれた大陸、香港、日本の芸術機関とアーティストに感謝すると共に、今後も引き続き皆様の支持をいただきながら、中日現代アート展を継続的に開催していきたい。」と話した。
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日本人アーティストの作品

 
 王軍参事官は、「対話展というテーマが大変良い。我々はよく対話をしなければならず、対立してはいけない。対話を通して更に理解を深め、交流を促進させ、共に発展していかねばならない。」と語った。
 
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香港の芸術家の作品を背に立つ大陸と香港の芸術家

 
 大陸のアーティスト張方白氏、香港のアーティスト王純傑氏、呉松氏、周俊輝氏が来日し開幕式に出席した。王氏は、「香港出身のアーティストが国際的なアート交流行う機会は大変少なく、今後は更に多くのチャンスがあるよう願っている。」と話した。
 
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大陸の芸術家の作品を背に立つ大陸と香港の芸術家

 日本の来賓とアーティストは、「現在日本アートの発展の余地は狭くなってきている。このような活動を通じて互いを理解し、中国へと発展のフィールドを広げたい。」と語った。
 
 本展の作品テーマや表現スタイルは様々で、アーティストの世界観や自己表現を作品に映し出している。
 
 中国新聞社、人民網、中文導報、愛芸起の記者が取材に訪れた。本展は7月7日まで開催。


期日: 2017/06/27 〜 2017/07/07
時間: 10:30〜17:30
会場: 中国文化センター
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