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 11月13日午後、中国文化センター、龍上海現代アート研究院、上海梧桐美術館東京芸術研究院が共同で主催する「和吟東西 2017伝統と現代アートの5人交流展」の開幕式が中国文化センターで開催された。石田昌宏参議院議員、日中友好協会の永田哲二常務理事、文芸評論家の千石英世氏、本の研究社の笹川隆代表理事及び中日書画家、篆刻家など100名余りが出席した。
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展覧会場

 
 本展は小林はくとう氏、中川猛氏、市野泰通氏及び旅日華人画家の東強氏、銭亜博氏の芸術家5名による伝統的な油絵、日本画作品のみならず、現代のスタイルや新鋭的思想を含んだインスタレーションや映像視覚作品も展示している。中国の伝統を含んだ作品と日本独特の風格を持った作品が一堂に会し、まさに本展のテーマ「和吟東西」に呼応したものとなっている。
 
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石田昌宏議員に自身の作品の解説をする旅日画家の銭亜博氏

 
 開幕式では主催者の提案により、今年10月に逝去された日中協会の白西紳一郎理事長の追悼式を冒頭に行った。白西氏はその一生を中日友好事業に捧げ、生涯で訪問した国は中国ただ一か国だけであった。1967年に最初の訪中を果たして以来、600回以上中国を訪問し、中国共産党や国家の指導者と温かな会見を行ってきた。長年にわたり、中日関係のにまぐるしい変化があろうと、年齢を重ね体が弱くなろうと、日本で開催された中国や中国人に関わる活動に出席し続け、各界から尊敬し敬愛されてきた。在日の各華人団体はそれぞれ偲ぶ会を行い、白西氏の徳の高さと人望の厚さを証言した。
 
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白西紳一郎理事長への黙祷

 
 文化センター設立以来、白西氏は入院と出張以外、センターが開催する展覧会、講座、公演などイベントには姿を現し、センターの仕事に多大な支持をくださった。この場を借り、センターは日本各界、華人華僑と共に白西紳一郎理事長を偲びたい。


期日: 2017/11/13 〜 2017/11/18
時間: 10:30〜17:30
会場: 中国文化センター
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