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 4月18日、新しい中国書法教室が中国文化センターで開講した。甲骨文研究の権威張大順先生を講師に迎え、全6回の授業の中で甲骨文の歴史やその識別方法、書き方など、甲骨文書法の理論と技術を学んでゆく。
 
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理論の講座

 
 授業では、まず受講者の書道の学習経験や理解度を尋ねたあと、簡単に甲骨文の歴史や実際の意味などを紹介した。今回は甲骨文に対する認識を深めることに重点を置き、一つの形象の金文、篆書、隷書、楷書との比較検証を通して甲骨文の持つ意味とその歴史的な変化を事細かに説明していた。授業は非常に好評で、ある受講者は「今回の授業を受けて漢字文化の源泉に近づけたように思う」と述べていた。授業の終わりに、張先生が実際に筆を執って甲骨文を書いて見せ、次回までの宿題を出した。
 
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張先生による実演

 
 張先生は「甲骨文には漢字が記号化される前に持っていた宇宙の生命、神意にあふれている。漢字を学び始めるのに最も適していると思う」と述べる。多くの受講者が、本教室を通して中国の書道芸術を深く理解し、様々な書道芸術の表現の理論と技術を身につけ、書が持つ深い文化と芸術美の神髄を感じられることを望む。本教室は本年9月まで開講される。


期日: 2019/04/18 〜 2019/09/19
時間: 18:00~20:00
会場: 中国文化センター
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