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 4月25日午後、文化センターで行われている「中国戯曲シリーズ」の一つとして中国京劇院で外国人初のプロ京劇俳優である石山雄太氏による講演が行われ、美猴王(びこうおう)と言われる孫悟空について語った。

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講師の石山雄太氏

 石山氏は中国戯曲学院を卒業し、専門の役柄は立ち回りを交えた道化役の武丑(ぶちゅう)で、孫悟空を演じるのを得意としている。講演では西遊記や孫悟空を研究し、さらには猿を研究して得たことなどを語った。また、京劇の中における孫悟空の隈取りや服装などについても解説し、特に猿を演じる際は京劇の伝統と特定の様式を遵守しなければならなく、普段の生活の中でも猿の動作や表情バラエティーに富んだ演技の研究を磨かなくてならないと語った。

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そのほか、石山氏は自身や中国の先生の「猿戯」の映像を見せ、その卓越した動きに、来場者は驚いた。最後に、「闹天宮」のワンシーンを披露した。

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「闹天宮」のワンシーン

 石山氏は日本各地で「孫悟空」を演じ、在日京劇団の看板俳優として参加するなど活躍している。


期日: 2018/04/25 〜 2018/04/25
時間: 15:00~16:30
会場: 中国文化センター
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