「宋韻丹青」が開催

　2025年9月8日、国際東方芸術研究会が主催し、在日華人美術家協会が共催する「宋韻丹青」細密画展が中国文化センターにて開幕しました。会場には、中国国際航空日本・韓国地区支社長の冯力氏、著名なテノール歌手の程波氏、元北京人民芸術劇院の著名な舞台俳優である尚麗娟氏、元中国中央テレビスポーツセンター《レーシング時代》番組編集長の曾晓澄氏、日本華人文芸連合会常務副会長の武楽群氏、日中水墨協会会長の満柏氏、日本華人美術家協会副会長の邹麗萍氏など、多くの来賓が来場し、展覧会を盛り上げました。

来賓との記念撮影

　
　
　開幕式では、国際東方芸術研究会のメンバーで司会を務めた怡萍氏が、研究会の発展状況について紹介しました。続いて、国際東方芸術研究会の会長・樂融先生が挨拶を行い、細密画を学ぶ理念について語りました。技法の習得だけでなく、集中力、忍耐力、そして芸術に対する感性を養うことの重要性を強調し、模写と創作を通して、自然・生活・芸術に対する敬意を込めた一つ一つのディテールが作品に表れると述べました。そして、着実な学びと継続的な探求によってこそ、学生たちは細密画の真髄を理解し、受け継ぐことができると語りました。
　在日華人美術家協会会長の王子江氏、日本華人美術家協会顧問の卓民氏、株式会社M・H・GROUP代表の呉小玲氏、公益法人アジア芸術文化協会理事長の李永亮氏、中国文化センターの羅玉泉センター長もそれぞれ祝辞を述べ、国際東方芸術研究会のメンバーたちの努力を称えながら、芸術の意義と知識を伝え、初心を忘れず、感謝と努力の大切さを訴えました。

来賓の挨拶

国際東方芸術研究会のメンバーであり、今回の画展の出展作家代表である佐々木秀美さんと于鑫さんがご挨拶されました。

　
　
　今回の展覧会は、国際東方芸術研究会の師弟による努力の成果を示すものであり、樂融先生の丁寧な指導、来賓の皆様の力強い支援、そして社会各界からの関心と参加によって実現されたものです。
　研究会は、このような展覧会を通じて、細密画の繊細さと風韻をより多くの人々と共有し、細密画という伝統芸術が海外でも引き続き受け継がれ、発展していくことを願っています。この瞬間、参加者が感じたのは、芸術の美しさだけでなく、真心と努力の力でもありました。

出席された来賓の皆様が、展覧会の開幕を祝してテープカットを行いました。