講師
劉勇
役職・プロフィール:
龍公益(Loong Charity)創設者・会長
在日華人コミュニティにおける公益活動、緊急救援、防災・減災および日中民間交流の推進に長年尽力。
「人道・友好・平和・共生」を理念に掲げ、公益事業の発展に取り組む。
安全で包摂的かつ相互扶助の精神にあふれた国際コミュニティの構築を目指して活動している。
主な取り組み・活動:
在日華人向け緊急救援プロジェクトを発起。
車載AED普及を目的とした公益プロジェクトを推進。
在日華人緊急救援チームを設立・運営。
継続的にの公益活動を実施:防災・応急救護研修、特殊詐欺防止の啓発活動、青少年向け公益教育、社会的弱者への支援活動
能登半島地震の災害支援活動では総責任者として救援活動を指揮し、被災地での救援活動、支援物資の輸送、災害復旧・生活再建支援などを実施するとともに、チームを率いて国際人道支援活動にも積極的に参加した。
社会的な影響と貢献:
龍公益を登録会員1,000名以上を擁する公益団体へと発展させた。
中国国際航空(エアチャイナ)日本・韓国地区支社や日本の大規模民間救援団体などと長期的な協力関係を構築。
社会資源の連携・活用を通じて公益協力ネットワークの充実を推進。
講座内容
日本は世界でも有数の地震多発国であり、首都直下地震や南海トラフ巨大地震などの大規模災害の発生リスクが年々高まっています。しかし、多くの人にとって本当に危険なのは、災害そのものだけではなく、災害が発生した際に「何をすればよいのかわからない」ことです。
日本で長年生活していても、防災に関する知識を体系的に学ぶ機会がない方は少なくありません。日本の防災制度を十分に理解していない、AED(自動体外式除細動器)の使い方や心肺蘇生法(CPR)を知らない、火災時の避難方法や消火器の使用方法がわからない、地震発生後にどこへ避難すべきか判断できない、閉じ込められた際の救助要請の方法を知らない――このような状況は決して珍しくありません。
普段の生活では問題を感じなくても、災害が発生した瞬間のわずか数秒の判断ミスが、生死を左右する可能性があります。日本における大規模災害の統計によれば、約97.5%の生存者は「自助」と「共助」によって命を守っています。発災直後に専門の救助隊によって救出される人は、全体の2.5%にも満たないとされています。 つまり、災害時に自らの命を守るために最も重要なのは、自分自身の知識と行動力なのです。
これこそが、龍公益が長年にわたり防災研修の普及に取り組んできた原点でもあります。私たちが目指しているのは、単に「一度講義を受けること」ではありません。本当の災害が発生したときに、一人でも多くの方が冷静に状況を判断し、適切に避難し、自らを守り、そして周囲の人々と助け合う力を身につけることを願っています。
時間:
2026年07月09日(木)14:30~16:30
申込制 申込ページはこちらから