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 2023年12月4日~12月8日まで、日本華人美術家協会主催による“扶桑縁”2023第三回日本華人美術作品展が開催された。来賓には日中友好協会の永田哲二常務理事、日中協会の瀬野清水理事長、埼玉県日中友好協会の橋本清一理事長、日本華文教育基金会の林立理事長、日本華人文聯の晋鴎主席、在日華人撮影家交流協会の馮学敏会長、全日本華人書道家協会の高小飛主席、全日本華人書道家協会の馬景全副主席、中文導報の楊文凱編集長、日本華人美術家協会の大竹卓民会長、中国文化センター羅玉泉センター長ら、約50名が開幕式に出席した。

 

来賓によるテープカット

 

来賓と参加者による記念撮影

 

永田哲二常務理事による祝辞

 
 日中友好協会の永田哲二常務理事は「日本華人美術家協会は特に日中平和友好を考え活動し、また貢献している協会であることに感謝している。」と述べた。

 

瀬野清水会長による祝辞

 
 日中協会の瀬野清水理事長は「2021年設立の華人美術展はコロナ最中でも展覧を継続し、展覧会を重ねる度にレベルが上がっていて、中国最優秀の作品が集まった国際レベルの作品展と感じる。画家は愛情が溢れていて、平和を愛さない人はいない。文化には人と人を繋ぐ力があり、世界を平和にしたいと願っており、今日のような文化交流が本当に必要なことだと思う」と述べた。

 

羅玉泉センター長による祝辞

 
 中国文化センター羅玉泉センター長は祝辞の中で「美術を通じて交流を深めたいという目的の元、3年前に発足した協会の当時の事が記憶に残っている。書道交流は多いが、美術やカメラの愛好家たちにとって、このような組織があることで切磋琢磨することができ、レベルアップする役割が非常に大きいと思う。今後も在日の華人華僑の活動を活発化させて、美術交流が促進されることを願っている」と述べた。

 

大竹卓民会長による祝辞

 
 日本華人美術家協会の大竹卓民会長は「メディアでの日中関係に関する報道は良好ではないが、実際の交流は地道に継続していて、交流という種を撒いている。同じ文化という土壌を持っているということは、いくら無視しても消すことはできない。日中平和友好締結45周年の記念すべきこの年に本展を開催することは大変意義があり、感謝している」と述べた。

 

 展覧会期中は専門家による関連講座が毎日行われ、来場者が熱心に聞き入った。

 
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全日本水墨芸術協会会長で画家の王子江氏による講座「中国画伝統技法の伝承と発展」

 
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日本国際芸術センター理事長の陳允陸氏による講座「墨で描く龍の世界」

 
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台湾国立彰化師範大学美術学部非常勤助教授の許瑜庭氏による講座
「胶彩の日常をテーマにした環境の取り組み」

 
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日本華人美術家協会の大竹卓民会長による講座「敦煌の壁画模写と現代の岩彩の言語構築」

 
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日中水墨画協会会長の満柏氏による講座「中国近現代画家の徐悲鴻、張大千、柳子穀の絵画芸術介紹」

 
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麗華文創社の鄒麗萍代表による講座「剪紙は、古老東方“干支”文化が咲かせた芸術のひとつとして」

 


期日: 2023/12/04 〜 2023/12/08
時間: 10:30〜17:30
会場: 中国文化センター
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