秋めく10月、中日映画スターが東京に集結し、日本各界が待ち望む「東京・中国映画週間」の各イベントがスタートした。中国文化センターは今年も引き続き「東京・中国映画週間」の共同主催として、日中映画祭実行委員会と共に中国最新映画上映会と中国映画のロケ地の魅力を紹介する「映画の旅」展等イベントを開催した。
今回の映画週間は東京都写真美術館ホール とTOHOシネマズ 日比谷で「ニセ薬じゃない!」(原題:我不是薬神)、「オペレーション:レッド・シー」(原題:紅海行動)、「逢いたい」(原題:在乎你)、「カイジ 動物世界」(原題:動物世界)など最新映画15作品を29回にわたり上映し、観客動員数は3,568人に達した。
中日映画関係者
映画監督の韓延氏、畢国智氏、呉有音氏、範慶氏、門馬直人氏、北畑龍一氏、佐藤亮氏、俳優の徐崢氏、海清氏、雷佳音氏、兪飛鴻氏、王麗坤氏、黄景瑜氏、良知真次氏、木下彩音氏ら映画関係者が舞台挨拶や授賞式に出席。また侯光明氏、栗原小巻氏、翁倩玉氏など中日来賓も関連のイベントに出席した。
映画週間期間中、中国文化センターで「映画を見たら、旅に出よう」をキャッチフレーズとする「映画の旅」展を開催、今回の中国映画週間で上映された映画ロケ地の文化、風景、食文化などを中心に紹介した。北京電影学院の侯光明理事長、地域活性学会の舘逸志副会長、観光庁の伊地知英己国際観光課長、日本政府観光局(JNTO)海外プロモーション部の松田景子シニアマネージャー及び中日の監督、俳優が25日午後の開催記念セレモニーに出席した。
展覧会を鑑賞する侯光明氏、兪飛鴻氏
開催記念セレモニーでは、中国文化センターの石永菁センター長が主催を代表して中日映画関係者の来場を歓迎し、「映画は一種の総合芸術であり、国家の芸術、人文、庶民の生活及び喜怒哀楽を直接的に理解させてくれる。今年上半期、中国文化部と国家旅游局が合併し、中国文化と旅游部が設立されたが、“映画の旅”はまさに文化と観光の完璧な組み合わせである。中国の名所旧跡は多く、この数年で国民の生活や都市の様相は大きな変化を遂げており、日本の皆さんの訪中を歓迎している。旅行社が企画する観光コースは豊富にあるが、ロケ地の旅はそれとは違った発見や驚き、喜びをもたらすだろう。」と話した。観光庁の伊地知英己国際観光課長は、「中日映画交流は更に理解を深め、民間交流の力を促進させている。今日は安倍首相の訪中初日であり、改善へ向かう兆しである。また中日韓の観光大臣会合も来週蘇州で開かれる。中日間の文化と観光交流が益々密接になるよう願っている。」と述べた。
観光庁の伊地知英己国際観光課長の挨拶
中国駐東京観光代表処が本イベントの後援となっている。新華社、中国電視、日本テレビ、中文導報など中日メディアが映画週間の各イベントの取材や報道を行った。
文化センターで日本テレビのインタビューに応じる兪飛鴻氏
期日: | 2018/10/22 〜 2018/10/26 |
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時間: | 10:30~17:30;10月25日13:00~13:30開催記念セレモニー |
会場: | 中国文化センター、東京都写真美術館ホール 、TOHOシネマズ 日比谷 |