日本語 中国語

 中日韓3カ国にはそれぞれに、生け花の伝統文化が根付いています。花材の選び方、花器の素材や文様、花とそれを取り巻く空間イメージなどに、各国の歴史や生活様式、すなわち文化が映ります。一方、花を大切に愛でる心と美への造詣は、どの国の作品からも感じられることでしょう。本交流会では、国や世代を超えて生け花の魅力を共有し、友好の輪を広げます。第3回となる中日韓生け花藝術交流会は「笑顔の交流」がコンセプト。
 本交流会は、中国からは初代中国生け花芸術大師の王綏枝氏、韓国からはソダム花芸術中央会会長の韓相淑氏、日本からは月輪未生流師範の久米富美宗氏が参加して、3カ国の作品を展示するものです。
 中国では2006年から6月の第二土曜日を「中国非物質文化遺産日(中国の無形文化遺産の日)」と制定しています。中国の生け花は、国家レベルの無形文化遺産に指定されています。6月15日午後の生け花交流会では、中国の花芸師が特別に中国の挿花(生け花)について解説します。また、日本と韓国の華道師範も生け花の実演をいたします。
 中国人民対外友好協会副会長の戸思社氏、韓中文化経済友好協会会長の金英愛氏も来日する予定。
 
◆期間中の日程◆
6/13(火)10:30~17:30(中日韓文化交流写真を展示)
6/14(水)10:30~13:00(中日韓文化交流写真を展示)、13:00~展示物入替
6/15(木)14:00[開幕式]~17:30(中日韓の生け花を展示)
6/16(金)10:30~13:00(中日韓生け花を展示)
 

ページトップへ