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主  催:NPO法人日中環境協会、中国文化センター
後  援:中華人民共和国駐日本国大使館、公益社団法人 日本中国友好協会、日中友好議員連盟、一般社団法人 日中協会、公益財団法人 日中友好会館、一般社団法人 東京華僑総会、深圳市匯博文化資産経営管理有限公司

作品紹介:法海寺壁画は、中国明朝の英宗正統帝4-8年(1439年-1443年)、皇室の宮廷寺院であった北京法海禅寺の大雄宝殿に、宮廷画家の手によって描かれました。全壁画は、「水月観音図」、「文殊菩薩図」、「普賢菩薩図」、「帝釋梵天礼佛護法図」、「佛衆赴会図」、「祥雲図」から構成されています。
法海寺壁画は、1993年に元・明・清以来、現存する壁画の最高作であり、古代壁画を代表する壁画の一つであると認定されています。1949年に中華人民共和国が成立後、中央政府に国家レベルの重要文化財として認定され、文化財部門の管理のもと、大切に保存されてきたため、世に知られることはまれでした。「北京法海寺壁画恭摹珍本」は、細密画法の大家である盛華永先生の「復原模写」を元に、壁画の現場考察、撮影のデータの研究、技術と材料の研究開発を加え、仏学、美術、科学技術、材料を完璧に融合し、法海寺壁画の本来の色彩を再現しています。
この度は、中国の佛教壁画芸術の頂点ともいえる法海寺壁画の恭摹珍本と大変珍しい書道作品(レプリカ)を同時に展示いたします。美術品複製分野における挑戦、壁画芸術の新たなる境地、創出と伝承を日本の皆様に感じていただければと思います。

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