日中映画祭実行委員会が主催し、中国文化センターが共催する「東京国際映画祭中国映画週間」及びその他関連イベントが東京の映画館及び中国文化センターにて盛大に開催された。今回の中国映画週間では「大唐玄奘(原題:大唐玄奘)」、「ロクさん(原題:老砲自児)」、「タイム・レイダーズ(原題:盗墓筆記)」、「厄病神(原題:一個勺子)」、「すれちがう青春(原題:夏有喬木 雅望天堂)」、「海を越えた愛(原題:漂洋過海来愛你)」等、最新映画13作品が上映され、映画監督、俳優、制作会社責任者等が来日し、映画週間及び関連イベントに出席した。
映画監督の霍建起さん
「東京国際映画祭中国映画週間」の開幕式前日の25日午後、「中国映画の旅」展がトップを切って中国文化センターにて開幕した。中国電影股份公司の江平総経理、北京電影学院の侯光明書記、国土交通省の舘逸志政策統括官、著名な映画監督の霍建起氏、管虎氏、童江南氏や著名な俳優の蒋勤勤氏、梁静氏、水原碧衣氏、また山東省嘉博文化発展有限公司の宋憲強総裁、湖北中盟影視公司の顔朝暉総経理、浙江横店影視投資有限公司の姚海陸総経理、北京三鴻門文化伝媒有限公司の張皓首席執行官、日中映画祭実行委員会の耿忠理事長、中国国家観光局駐日本代表処の羅玉泉首席代表らがセンターで行われた開幕式に出席した。
監督・演者・来賓
中国電影股份公司の江平総経理、北京電影学院の侯光明書記は開幕式で挨拶を行い、映画芸術の交流を通じて両国の相互理解を促進させたい意向を示した。日本の著名なペイントアーティストであるさとうたけし氏が会場で絵を描くパフォーマンスを披露し、大きな龍を用い、本イベントに込めた素晴らしい願いを表現した。
10月25日から11月4日にかけて「中国映画の旅」が開催され、本イベントでは展覧、映画上映、中国各省の文化芸術公演が一体となり、中国各省の独特な文化芸術と魅力を立体的に展示している。
「中国映画の旅」展は写真や文書資料と劇中で使用した衣装や道具等を展示し、参加映画作品のロケ地である北京、上海、チベット、内モンゴル、山東、湖北、吉林、福建等の省や市の風景及び風土人情を紹介している。
会期中はセンターにて毎日午前と午後に13作品を順次上映し、日本の映画ファンが鑑賞に来場し、センターのオープン前に寒空のなか並んで入場を待つ人の姿も見られた。「タイム・レイダーズ」の主演の鹿晗(ルハン)、「ロクさん」、「すれちがう青春」の主演の呉亦凡(クリス・ウー)は日本にも「ファンクラブ」があり、その人数多い。「タイム・レイダーズ」上映の際は、抽選で当たった100名余りの映画ファンが来場し、写真撮影や動画の作成など方法によりアイドルの応援をしていた。
中国映画のファンが集まった
日本の映画ファンに中国を理解してもらうため、連日の上映を終えると、上映映画のロケ地に合わせた民族舞踊、音楽、京劇、茶芸、ファッションショー等のミニ公演を行い、ロケ地に使用された省の文化芸術を紹介した。期間中、「海を越えた愛」に出演した日本人俳優の水原碧衣氏及び童江南監督がセンターにて来場者と交流を行った。また「ルハンファンクラブ」もセンターにて交流イベントを開催した。
26日午後、「東京国際映画祭中国映画週間」は有楽町のTOHOシネマズ日劇にて盛大に開幕し、管虎氏、童江南氏、梁静氏、蒋勤勤氏、呉亦凡氏、崔洋一氏、栗原小巻氏、常盤貴子氏らが中日の映画人として開幕式に出席した。開幕式後には管虎監督、馮小剛、呉亦凡主演の映画「ロクさん」が上映された。
期日: | 2016/10/25 〜 2016/11/04 |
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会場: | 中国文化センター |