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 6月11日午後、蘇州文化広電・観光局との共催展「蘇州文化観光展in東京」が中国文化センターで開催した。本展では、刺繍や扇子などの工芸をはじめとする蘇州の文化観光資源が紹介されている。
 
 開会式には、中国駐東京観光代表処長の王偉氏、全日本空輸株式会社営業推進本部中国室理事の朱金諾氏、江蘇観光(日本)PRセンター総経理の李海祥氏、株式会社アジア太平洋観光社代表取締役社長の劉莉生女史など、観光業界の人物を中心に70名ほどが出席した。
 
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昆曲の演出

 
 まず、蘇州の劇である「昆曲」の演出が行われた。優美な動きと歌声、そして迫力ある立ち回り。京劇とも一味違う魅力に観客は自然と引き込まれていた。
 
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伍秀芳女史の談話

 
 続いて、蘇州刺繍の職人、伍秀芳女史が自らの体験と蘇州刺繍のすばらしさについて語った。その中で伍女史は「芸術には国境はない。より多くの人々が蘇州刺繍を知り、受け入れてくれると信じている」と述べた。
 
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茶芸のパフォーマンス

 
 最後に、雅文化教室の鄭燕女史が、蘇州の銘茶「碧螺春」を用いて茶芸を披露、観客にはお茶菓子が配られた。その中で鄭女史は「碧螺春は非常に優しく繊細に入れるとおいしさが引き立つ。これは蘇州文化の精美さと共通する」と述べた。そして当日の会場でも碧螺春を振舞い、来場客は目と耳、舌で蘇州の文化を味わっていた。
 
 本展は、6月11日まで開催される。
 
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蘇州刺繍の説明

 
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蘇州刺繍のチャイナドレス

 
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会場に設置された茶席


期日: 2019/06/11 〜 2019/06/14
時間: 10:30〜17:30(2019/6/14 10:30~13:00)
会場: 中国文化センター
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