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 7月10日、江西省文化年のイベント第二弾となる「江西省新余市版画展」開幕式が文化センターで開催された。本展は中国文化センターと江西省文化庁の共同主催、新余市美術館、新余版画名家工作室の運営により、新余市の画家24名の80年代から現在までの版画作品40点を展示している。
 衆議院議員で公明党副代表の古屋範子氏、外務省アジア大洋州局 中国・モンゴル第一課の井川原賢調整官、日本版画協会の磯見輝夫理事長、日本板画院の白石恭男理事長、手塚プロダクションの松谷孝征代表取締役社長、日本中国友好協会の永田哲二常務理事、江西同郷会の熊峰会長ら日本の各団体、各界の人士が台風一過の猛暑にも関わらず開幕式に出席した。
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古屋議員(左三)に作品の解説をする様子

 衆議院議員で公明党副代表の古屋範子氏は挨拶のなかで、「昨年は中日国交正常化45周年、今年は中日平和友好条約締結40周年を迎え、この2年間、中国と日本で多くのイベントが行われ、相互理解増進のため、積極的な役割を果たした。本展の版画はどれもたいへん緻密に作られた作品であり、このような文化交流イベントが益々増えるよう願っている。」と話した。。
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中国の代表団と白石理事長(左三)、磯見理事長(左四)との記念撮影

 日本の二大版画団体のトップが開幕式に出席し、日本版画協会の磯見輝夫理事長は、「日本版画協会は今年で創立100周年を迎えるが、歴史を通して中国版画は日本版画に影響を与えてきた。近年、我々は中国版画界との交流をスタートさせた。中国各地の版画はそれぞれ違った特色があり、本日初めて新余版画を見たが、中国の広大さを改めて感じた。」と語った。日本板画院の白石恭男理事長は、「日本板画院には400名以上の会員がおり、日本の著名な版画家、棟方志功氏が本院の発起人の一人であり、棟方氏の版画はかつて中国近代版画に影響を与えた。日本板画院も中国版画界との交流を強化させたいと願っている。」と話した。
 新華社、公明新聞、中文導報等、中国や日本のメディアが取材に訪れた。


期日: 2018/07/10 〜 2018/07/20
時間:
会場: 中国文化センター
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