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 7月3日の午後、中日平和友好条約締結40周年と上海環球金融中心ビル完成10周年を記念し、写真家鈴木弘之氏が撮影した建設当時の上海環球金融中心の写真を展示する「飛翔 海環球金融中心コントラクション写真展」のレセプションが行われた。
 
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鈴木弘之氏

 
 レセプションには、鈴木弘之氏の妻で著名ファッションデザイナーであるコシノジュンコ氏、森ビル株式会社副社長森浩生氏、ニコンイメージングジャパン代表取締役社長西岡隆男氏、一般社団法人日本経済団体連合会上席主幹大山みこ氏、川田工業株式会社代表取締役社長川田忠裕氏、スヴェンソン株式会社代表取締役会長兒玉圭司氏などその他多くの関係者が出席し、個展開催を祝った。
 
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レセプションに参加した来賓

 
 鈴木氏のもう一つの肩書は、JUNKO KOSHINO株式会社の代表取締役である。鈴木氏とコシノジュンコ氏の中国との縁は40年前まで遡る。初訪中が上海で、経由地で北京を訪れた。訪れたまさにその日が、園田外務大臣(当時)が北京で日中平和友好条約に署名・調印し、締結を果たした日であった。それ以降、中国との繋がりは親密で、中国初のファッションショーを成功させるなど、両国の友好関係の共栄を長年築いてきた。

 

 上海環球金融中心はかつて、中国で一番高いビルとして日本の森ビル株式会社によって建設された。また、中国文化センターは虎ノ門の森ビルに事務所と展示会場を置いていることから、鈴木氏は今回の写真展は中国文化センターで開催するのがふさわしいとして、本展の開催となった。
 
 鈴木氏の写真からは、一歩間違えれば落ちてしまうかもしれない恐怖や緊張感が漂う。だがそれだけではなく、モノクロ写真だからこそ伝えられる物事の本質、工事現場で働く多くの人々の存在感もしっかりと感じとることができる。キャンバスに出力された写真は、独特のテクスチャーがあり、明暗や立体感を柔らかく感じる。
 

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観衆

 
 今年の5月には、本展の中国展として上海環球金融中心でも写真展が行われた。
 


期日: 2018/07/04 〜 2018/07/06
時間: 10:30〜17:30(最終日は13時まで)
会場: 中国文化センター
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