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 10月10日、中国文化センターで「芸・翼・翔 日中青年美術交流展2023」の開幕式が行われた。本展は中国文化センターと千代田教育グループの主催で、千代田美術指導専門学校が実施、中国国家画院が学術支援した。開幕式には、中国国家画院徐漣副院長、中国国家画院董雷処長、青年藝術家陳散吟、青年藝術家汪浩然、中国駐日本大使館文化部陳諍公使参事官、東京藝術大学三田村有純名誉教授、中国駐東京観光代表処欧陽安首席代表、一般社団法人日中協会瀬野清水理事長、公益社団法人日本中国友好協会永田哲二常務理事、国際未来科学研究所浜田和幸代表、豊島区議会宮崎けい子議員、一般社団法人日本徽商協会張書明名誉会長、中国国際航空公司日本支社馮力社長、一般社団法人全日本華僑華人社団聯合会高原竜一副理事長、一般社団法人全日本華僑華人社団聯合会許勢永常務副会長、豊島区日本中国友好協会尾崎隆信会長、文化藝術プロジェクト企画兼ディレクター“中華之光”獲奨者顔安氏、日中文化交流促進会劉洪友理事長、太穀投資鄭天弋理事長、NPO法人日本肖像美術館東強理事長、日中青年経済文化交流協会桜木翔会長、株式会社三和施盛大代表取締役、創価学会国際渉外局梶浦伸作副部長、日本華人文聯晋鴎主席、湖北総商会呉小玲執行会長、創世紀株式会社豊田佳代表取締役、日中青少年文化藝術交流協会潘桂芳理事長・高橋陽子会長、中国文化中心羅玉泉センター長、千代田教育集団会長兼曁南大学日本学院日方代表栗田秀子氏、曁南大学華文学院周静教授、曁南大学華文学院張訓涛教授等中日両国の各界から多くの人々が参加した。元内閣総理大臣鳩山由紀夫、李可染画院李庚院長、一般財団法人日本アジア共同体文化協力機構宮本雄二理事長、中国国際青年交流中心張華也主任からお祝いのメッセージが寄せられた。
 
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集合写真

 
 午後3時の開幕式で、中国文化センターの羅玉泉センター長は、千代田教育グループとの楽しい協力経験をユーモラスな言葉で振り返った。 2020年、日本の若者や中高年を対象とした中日芸術交流活動はまだ多くなく、このギャップを埋めるために、私たち両団体は力を合わせ、活動のブランドとして日中青年芸術交流展の創設を推進した。 中日両国の次世代が交流するプラットフォームを構築することは、世代を超えて両国の友好関係を強化・継続するために極めて重要であることを強調した。
 
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中国文化センター羅玉泉センター長

 
 その後、中国駐日本大使館文化部陳諍公使参事官も壇上に招かれ、次のようなスピーチを行った。「中日両国の文化交流には長い歴史があり、両国の友好促進に積極的な役割を果たしており、芸術交流は重要な内容の一つである。 両国の芸術家は互いに学び合い、それぞれの発展を促してきた。 今回の展覧会は中国国家画院の学術支援を受けており、展覧会のレベルを向上させるだけでなく、中国美術界が両国の青少年の芸術交流に重要性を感じている。 また、若者は未来の芸術発展を担っているだけでなく、両国の友好の未来をも担っている。 中国大使館は今後もこのような活動を積極的に支援していくとともに、両国が文化交流を含む各分野での実務協力を強化し、両国関係の発展を推進していくことを期待している。」
 
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中国駐日本大使館文化部陳諍公使参事官

 
 その後、中国国家画院副院長の徐漣氏もスピーチを行い、「「疫-芸-翼」から「絆-芸-翔」、そして今日の「芸-翼-翔」に至るまで、中日両国の青少年の芸術交流を促進することを目的とする本展覧会は、ますます社会から注目され、中日両国の多くの文化・芸術・教育機関や社会団体の参加を集め、交流の実りある成果を得ていると語った。 私たちは、中国画院の若い芸術家たちがこの展覧会と交流活動に招待されたことを嬉しく思うとともに、より多くの中日両国の若者たちが中国画院を訪れ、交流する機会を持ち、中日友好の新たな一歩を踏み出すことを歓迎する」と述べた。
 
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中国国家画院副院長の徐漣氏

 
 その後、東京藝術大学名誉教授で日展理事の三田村有純氏も挨拶に立ち、「中国、日本、韓国で初めて「漆芸術」の教育を確立し、また中国の大学で初めて漆芸術を教えた外国人として、中国との親交は深い。 中日両国の若い芸術家たちがこの友情を受け継ぎ、両国の平和で友好的な交流を発展させていくことを心から願っている」と述べた。
 
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東京藝術大学名誉教授で日展理事の三田村有純氏

 
 その後、日中協会理事長の瀬野清水氏からも挨拶があり、「日中青年芸術交流展の規模と影響力がどんどん大きくなっていくのを目の当たりにするのは喜ばしいことです! あなたたち若者は、朝の8時か9時の太陽のようにエネルギッシュである。 希望は君たちに託されている。 そして、中日青年芸術交流展が長期にわたって開催され、中日両国の青年の友好を育むためにより多くの機会とプラットフォームを提供できることを願っている」と述べた。
 
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日中協会理事長の瀬野清水氏

 
 また、日中友好協会の永田哲二常務理事が挨拶し、最近、日本各地で日中韓の青少年を対象とした絵画展や美術展が相次いで開催され、日中韓の民芸交流が盛んになっていること、日中友好協会の常務理事として大変光栄であり、大きな責任を感じていると述べた。
 
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日中友好協会の永田哲二常務理事

 
 最後に、国際未来科学研究所の浜田和幸代表もスピーチを行い、現代社会は人工知能の時代に突入し、歴史的なデータを学習することで、古代人の偉大な芸術作品を見事に模倣して創り出すことができるようになった。 しかし、今日展示されている絵画や彫刻は、現代の若い芸術家たちの心の表現であり、人工知能では代替できないものであり、これこそが本当の意味での芸術作品である。 従って、中日青年芸術交流展は大きな価値があり、両国の芸術家が作品を通じて交流するために不可欠なプラットフォームである。
 
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国際未来科学研究所の浜田和幸代表

 
 中国国家画院は、中国と日本の若手芸術家の友好交流を支援するため、徐漣氏、董雷氏、陳散吟氏、汪浩然氏の4名の中国人芸術家が共同で「万里の長城」をテーマにした水墨画を制作し、主催者のひとつである千代田教育グループに贈呈した。 千代田教育グループの栗田秀子社長、王欽純理事、濱田祐主任、趙澤倫副主任、川辺真生氏が中国人アーティストを代表してこの絵を受け取った。
 
 万里の長城は中国人の偉大な意志と人文精神の象徴であり、世界文化遺産であり、世界の歴史的・文化的驚異である。 水墨画で描かれたこの絵は、万里の長城の威厳を表現するとともに、万里の長城が中国人民と日本人民の友好の絆であり、何世代にもわたって続くものであることを象徴している。
 
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 贈呈式後、ゲストは再びステージに招かれ、本展のテープカットを行い、集合写真を撮った。
 
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テープカット

 
 開幕式終了後、招待客は展示されている絵画を自由に鑑賞した。
 
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作品解説をする中国国家画院の董雷処長

 
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作品解説をする中国国家画院青年藝術家汪浩然氏

 
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作品解説をする中国国家画院青年藝術家陳散吟氏

 
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千代田美術指導学院デザイン科主任講師山田珠子氏による作品解説

 
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千代田美術指導学院教務主任の濱田祐氏による作品解説

 
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千代田教育グループ顧問三神慎一郎氏による作品解説

 
 中華人民共和国駐日本国大使館文化部、東京藝術大学国際交流中心、武蔵野美術大学日本画専業研究室、四川美術学院、清華大学美術学院世界美術史研究所、中国美術学院岩彩画研究室、李可染画院、山西大学美術学院、一般財団法人日本アジア共同体文化協力機構、一般社団法人全日本華僑華人社団聯合会、一般社団法人日本中華総商会、公益社団法人日本中国友好協会、一般社団法人日中協会、認定NPO法人東京都日本中国友好協会、豊島区日本中国友好協会、日中友好促進豊島区議会議員連盟、日中青少年文教協会、東京華僑総会、全日本華人書法家協会、日本華人文聯、一般社団法人国際文化研究院、曁南大学日本学院、上海梧桐美術館、日建国際学院、千代田教育集団中国留学生学友会、中国語美術親子教室の後援。
 
 日中青年経済文化交流協会、千代田教育基金会、日本華文教育基金会、九州華僑華人聯合会、TRAVELPLUS INTERNATIONAL株式会社、青島ビール、株式会社三和、一般社団法人日本浙江総商会、創世紀株式会社、一級建築士事務所株式会社JPM、新安産業株式会社、株式会社福竜商事、千代田国際語学院、一般社団法人日本国際教育机構評議会、学校法人千葉日建工科専門学校、亜細亜国際語学中心の協賛。
 
 CCTV大富、中文導報、東瀛万事通、日本華僑報、《人民日報海外版》日本月刊、日本生活新聞社、日中通信社、華人頭条、日中商報、小春網、旅日、日本頭条、中華新聞、陽光新聞社、東京online等のメディア協力に感謝する。
 

千代田教育グループウェブサイトより転載


期日: 2023/10/10 〜 2023/10/13
時間: 10:30〜17:30(10/13 ~13:00)
会場: 中国文化センター
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