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 中国文化部中外文化交流中心の派遣により、上海中医薬大学針灸推拏学院副教授で上海中医薬大学附属曙光医院医師の具紫勇氏が8月24日午後、中国文化センターにて「中国針灸学」講座を開催した。中国駐日大使館、日中協会、日中友好会館、日中医学交流センター、日中医学協会等が後援として支持している。
 
 具紫勇副教授は若く優秀で、長年上海中医薬大学本科と7年制の針灸推拏の教学及び針灸推拏学教育の海外普及事業に従事してきた。2012年には川崎医療福祉大学で研修をしていたこともあり、日本語で直接教えることもでき、日本の聴取とも交流をはかることが可能である。
 

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講師の具紫勇氏

 
 講座が始まると、まず最初にアメリカの有名な水泳選手フェルプスがリオ五輪に出場しているときの写真を見せ、カッピングの跡がはっきり見て取れることを説明すると、そこを切り口に中医針灸の世界における発展状況を紹介した。
 

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講座の会場

 

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針灸を体験する受講者の様子

 
 中医の日本における認知度は比較的高く、日本には針灸按摩院や針灸按摩学校が多数ある。アンケート調査によると、センターに来場した多くの聴衆がかつて日本や中国の医学学校で中医や針灸を学んだことがあり、日本の針灸按摩院の医師も講座を聞きに来ていた。また一部の聴衆は針灸や中医の知識に対する理解を通じて、病を取り除く健康方法や体を鍛える健康作りの知識を得ることを希望していた。中国文化センターが更に多くの中医講座を開講し、そこでより系統的に中医中薬の知識を理解したいという意見が寄せられた。


期日: 2016/08/24 〜 2016/08/24
時間: 15:00~16:30
会場: 中国文化センター
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