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講師:陳逹明

上海工芸美術学校卒業、早稲田大学大学院美術史専攻修了 博士(文学)

現在大東文化大学大学院書道研究科講師

大東文化大学東洋文化研究所兼任研究員

 

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講演主な内容:

 

一、“海派”绘画的由来

「海派」は 19 世紀後半から 20 世紀初頭にかけて、上海を中⼼に興った芸術流派です。「海」は上海を指し、「派」は流派を意味します。その由来は以下のような背景があります。

  1. 開港と都市化 2. 伝統からの⾰新 3. 商業とメディアの発達

⼆、 主要画家とその特徴

海派の画家は、伝統的な中国画を基盤としながらも、⼤胆な⾊彩、写実的な表現、⻄洋画の技法を取り⼊れました。優秀な画家は多く、主な芸術家は以下のようです。

1趙之謙(1829–1884

特徴:書・篆刻・絵画の三絶と称され、鮮やかな⾊彩と⾦⽯の味わいを絵画に⽣かしました。花卉図に特に優れています。

2)虚⾕(1823–1896

特徴:独特の「⼲筆」(乾いた筆)技法を⽤いて、清らかで簡素な花⿃画や⼭⽔画を描きました。海派の中でも特に禅的な趣を追求しました。

3)任伯年(1840–1895

特徴:⼈物画、花⿃画に優れ、⻄洋画の陰影法や構図を取り⼊れた⾰新的な作⾵。市場の需要に応えながらも⾼い芸術性を維持しました。

4)呉昌碩(1844–1927)

  • 特徴:書や篆刻の⼤家でもあり、書の筆法を絵画に応⽤。花卉図や果物などを⼒強い筆致と濃厚な⾊彩で描きました。

(5)海派の中でも⾊々な流派もありました。例えば⾦⽯派、⽂⼈画派、洋中折衷画派などがあります。

三、海派の芸術と他の画派の⽐較

海派と他の主要な中国画派との区別は、歴史的背景、芸術理念、表現⼿法、⽀持層など多⾓的に⾒ることができます。

四、海派の芸術と影響

海派は、「芸術と市場の結びつき」「⻄洋と東洋の融合」という現代的な芸術のあり⽅を先取りし、後の中国近代絵画(特に 20 世紀の上海美術)に⼤きな影響を与えました。また、⽇本からの「浮世絵」の影響を受けた作品もありと同時に⽇本と東アジアの美術に⼤きな影響を与え、特に⽇中⽂化交流に⼤きな役割をしています。今回の講師は⼤学で美術史講義と研究すると同時に社会⼈向け多くの公開講座も担当しておりますこ、ご興味のある⽅は是⾮この機会にご来場をお待ちしております。

 

時間:

2026年04月08日(水)14:00~16:00

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