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中国濰坊無形文化遺産展はこちらをクリックしてご覧ください

 
 無形文化遺産は中華民族の優れた伝統文化を構成する重要な部分であり、中華文明の歴史的文脈を継ぎ、国際的な文化交流を推進するための重要な礎石である。
 
 濰坊市は斉魯文化(濰坊)の国家級生態保護区として中国文化と観光部から認可を受け、2021年には「手芸と民芸の都」という称号を得た。昨年では2024年の「東アジア文化の都」として選出され、その無形文化遺産資源は、手芸と民間芸術の資源が特に豊富で、特色がある。
 
 山東省濰坊市文化観光局、中国文化センターと中国メディアグループ(CMG)アジア太平洋総局が共同主催する『斉魯の古趣 忘れえぬ濰坊』中国濰坊無形文化遺産展が6月14日、中国文化センターで盛大に開催された。濰坊市の無形文化遺産が日本に入るのは今回で2回目で、文化を媒介に理解を深め、友好を深め、日中友好を促進することを目的としている。
 
 開幕式には、中国駐日本大使館文化部の陳諍公使参事官、潍坊無形文化遺産保護協会範新建会長、中国中央広播電視総台東京支局何欣蕾支局長、日本政府観光局海外プロモーション笈田雅樹部長、日本国土交通省観光庁国際観光課長齊藤敬一郎課長、中国駐東京観光代表処欧陽安首席代表、日中友好协会永田哲二常務理事、文化観光部国際交流局張西龍元副局長、日本全国地方新聞社連合会古谷尧彦元会長、日中文化制作センター工藤圀房代表取締役、Record China八牧浩行主筆など、中日各界およそ60人が出席した。
 

潍坊市文化観光局権文松局長ビデオメッセージ

 
 中央広播電視総台東京支局長の何欣蕾氏は「今回の展覧会は日本の観客に中国の無形文化遺産の生粋を展示した。中国メディアグループ(CMG)アジア太平洋総局は中華文化の使者として、メディアの力を通じて中華文化の魅力をより多くの人に伝え、異文化間の交流と融合を促進していきたい」と述べた。
 

中央広播電視総台東京支局長の何欣蕾氏

 
 中国駐日本大使館文化部の陳諍公使参事官は「山東省潍坊には長い歴史があるだけでなく、張択端氏や莫言氏のような著名な文化人も多くいた。濰坊には日本と早い時期から頻繁な貿易や文化交流があり、濰坊の文化的雰囲気や観光資源が日本や世界各国から愛されている。濰坊の未来はますます良くなるだろう」と述べた。
 

中国駐日本大使館文化部の陳諍公使参事官

 

日中友好协会永田哲二常務理事

 
 潍坊無形文化遺産保護協会会長範新建は来賓に濰坊市の文化的特色や無形文化遺産、地元のグルメなどについて詳しく説明した。
 

潍坊無形文化遺産保護協会範新建会長

 
 中国文化センター羅玉泉センター長は「人は文化の創造者であり、伝承者でもある。今回展示された潍坊職人達の無形文化財としての作品は、より多くの日本の方々に、潍坊を知ってもらい、愛してもらえると思う。より多くの民間交流が中日間の文化交流を促進し、深めることを希望する」と述べた。
 

中国文化センター羅玉泉センター長

 
 会場では、参加者が無形文化遺産の制作体験コーナーで、国家級の無形文化遺産保持者の現場デモンストレーションを見た後、職人の指導のもとで切り絵、凧、年画などを手作りし、中国文化の独特な魅力を深く体験した。
 

展示した核彫りについて説明の様子

 

 
 潍坊市無形文化保護協会の範建新会長と北京聯合大学観光学院の李柏文教授が16日午前、無形文化遺産に関する特別講演を行った。展示会は6月23日13時まで行われる。無形文化遺産に興味があればぜひ会場で濰坊の文化に触れてみてほしい。


期日: 2023/06/13 〜 2023/06/23
時間: 10:30〜17:30(最終日は13:00まで)
会場: 中国文化センター
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