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本講座は連続講座のため2回とも参加をお願いいたします。

【講座日時】

・第一回:9月 2日(水)15:00〜16:30
・第二回:9月30日(水)15:00〜16:30
 

【話し手】語り手:王偉  聞き手:志賀健華

 

【言語】日本語のみ

 

【講座内容】

 東アジア文明の遠い源流の一つは、約8000年前に遡る古代の天文観察から始まりました。天を観て、時を知り、暦を定め、制度や礼を生み出す——これは単なる科学ではなく、長い歳月にわたり天象を見つめ天地と人間との関係を問い続けてきた営みこそが、「中華文明」の根底にあります。

 この文明の記憶を載せてきた器が「漢字」です。漢字は単なる記録記号にとどまらず、形によって意を表し、意によって心を通わせる「道」への入口でもありました。

 「漢字文化圏」とは何でしょうか。中国・日本・朝鮮半島・ベトナムなど単なる国境や領土の区分ではなく、また単純な「中国文化の影響圏」でもありません。

 約2500年前の「礼楽崩壊」という危機を契機に百家争鳴が起こり、「道」は自然と人間の関係を問い、世を整え、禅は自己と心の関係を問い、心を明らかにするという知恵を紡ぎ出しました。この流れの本質が漢字という「舟」に乗り、東アジアという大河を渡ってきた漢字文化圏の精神的基盤という「共通の屋根」にあります。

 本講座では2回にわたって天文→漢字→文明→百家争鳴→儒・道・禅→身・社会・心という一本の線を辿りながら東アジア文明を改めて皆様と一緒に見つめ直し、「共通の屋根」を探りたいと思います。

 

話し手:王偉

中国黄檗文化研究院 研究員、日本京都情報大学院大学 教授
中国大連外国語学院観光学部卒業、香港公開大学経営学修士号取得。中国国家観光局に入局、中国観光管理幹部学院教師、東南(厦門)院院長、厦門理工大学観光とホテル学院院長。元厦門マンダリンホテル常務支配人、元厦門シーサイドホテル社長、元厦門C&D集団観光グループ副社長。元中国国家観光局(後に中国文化観光省)駐日本首席代表。ホテル・サービス関連を肇、自己啓発・思想関連などの書籍を執筆も多数ある。
 

聞き手紹介:志賀健華

中国・敦煌市出身。酒泉外事弁公室、国際旅行社蘭州分社に勤務し、井上靖、平山郁夫、瀬戸内寂聴、深作欣二、陳舜臣など多くの文化人・専門家に随行。NHKシルクロード取材班や映画『敦煌』撮影班の同行を務め、日中の文化交流に深く関わる。
1989年に来日し、桜美林大学にて東洋史・教育学を専攻。

現在は、一般社団法人日中佛教文化交流協会会長、一般社団法人日中平和発展促進会理事長、敦煌市人民政府外事顧問、株式会社遊路代表取締役社長として幅広く活動している。
来日以来36年間、日本語および日本文化の研鑽に努めながら、テレビ・ラジオ出演や全国各地での講演・講座を通じて中国文化の魅力を積極的に発信。旅行事業から政府間交流、民間・青少年交流、仏教交流に至るまで、多様な国際交流の現場に携わり、日中友好の架け橋として活躍している。

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