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2023 年7 月8 日「杖国紫禁」汪鐘鳴書法作品展が故宮博物院普度寺本堂で開催されました。「礼記」王制篇に「七十杖于国」(70 にして国に杖つく)とあり、古来中国では70 歳になると国中、杖をついて歩き回ることが許されたことにちなみ、この書法展は著名な書法家である汪鐘鳴が70 歳の節目に近年の創作を回顧して開催され、500 点以上の作品、そのうち巻物や冊子170 数点が展示されました。

 「杖国紫禁 扶桑共月」東京書法作品展は、中国故宮博物院展を皮切りとした世界巡回展を開幕する重要な展示会で
す。書法は中日両国が数千年にわたり共有してきた貴重な芸術的宝であり、両国が共有する文化コードであるばかりでなく、両国の交流と友好往来の懸け橋であり絆です。本展示会は、中国の書法家汪鐘鳴先生が初めて日本を訪れて開催されるもので、中日両国が書法芸術を媒体として更に絆を深め、書法芸術の美しさを共有し、共に友情の新たな一章を記すことを願っています。

 本講座では、汪鐘鳴氏が中国書法の基礎について深く解説します。興味のある方はぜひお越しください。

 

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汪鐘鳴、1953年生まれ。筆名、鐘鳴。安徽省黄山黟県の出身で、唐代詩人李白の詩「汪倫に贈る」で有名な汪倫の第45代嫡孫にあたる。書法家として安徽文化研究院で活動。楷書・行書・行草・篆書・隷書などを得意とし、書法理論にも精通。

2023年6月、北京湖社画会の顧問に就任。同年7月、故宮博物館の普度寺本堂で「杖国紫禁」と題する書法個展を開催。同年10月、「一帯一路」10周年中国・ウズベキスタン友好年記念行事の際、ウズベキスタンの文化分野で最高位の政府勲章である「ウズベキスタン国家文化勲章」を受章。「一帯一路上海協力機構工商文化フォーラムキルギスサミット」では国際儀礼芸術家として活躍。「北大方正字庫」の「汪鐘鳴行楷」の作者。「中少社出版」の「全国小中学生書法教育教材(小学校三年から中学校二年生まで12冊)」の編著者。

中国文化部文化市場発展センターから特別任命された書画家であり、文化部と中国中外文化交流センターが共同で開催した「第七回中国文化芸術政府賞文華賞で「最優秀創作賞」を受賞。

 

 

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