学術研究会内容:
過去20年近くにわたり、日中両国の美術史研究者のたゆまぬ努力により、徐悲鴻が1917年5月から11月にかけて日本を訪問していた期間に関する貴重な資料が次々と発見されてきました。これらの資料は、当該時期の「徐悲鴻年譜」における活動の空白を一定程度補完するとともに、徐悲鴻の初期芸術思想の形成過程を解明するうえで、きわめて重要な意味を持っています。
このたび、日本にて「徐悲鴻生誕130周年記念―軌跡の回顧展 中国近代美術の旗――徐悲鴻絵画展」を開催するにあたり、「徐悲鴻in日本」をテーマとした学術シンポジウムを開催することには、極めて高い学術的意義があります。
本研究会では、日本の大学に在籍または退任された教授や、美術館の研究員など、約10名の日本人学者・関係者のご出席を予定しております。
時間:
2025年09月03日(水)10:30~12:00
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