講師紹介:
郭同慶 翰墨書道会会長、上海中国書法院海外副院長
講義内容:
日本社会では隷書が多く使われている。例え、ほぼ毎日使っている紙幣、その紙幣に使っている「壱万円」「五千円」「千円」や発行機関「日本銀行」や「日本銀行券」などはそうですし、また全国紙の「朝日新聞」「読売新聞」、地方新聞「上毛新聞」などは隷書である。然し、それに対して日展を始め読売書法展、毎日書道展など主要な展覧会に隷書の出品作は非常に少ない。
この隷書講座は書道愛好者の為に美しい隷書が書けるため少しでもお役に立ちたいと言う希望で設けた。講師の郭同慶は在日30数年長年に亘り隷書を指導してきた。今回、講師は漢の隷書の中で「古朴雄渾」の代表格 《張選碑》を選び、書道史を触れながら隷書の特徴並びにその筆捌きを以下の3つで教える。
1.隷書の歴史、代表作及び代表書家の紹介。
2.隷書の特徴及び 《張選碑》特色の説明。
3.《張選碑》を臨書の実演しながら、特色の詳細を論じる。

講師臨書「張選碑」
時間:
2026年01月21日(水)14:00~16:00
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